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2010. . 30

これから!

4月30日(金)
考えが纏まらないままの更新・・・
きっと書いているうちに、考えも纏まってくる事だろう。

今日は父のCT検査の結果が判る日。
朝早くから、父・兄と共に病院へ向かった。

何の根拠もなかったが、きっと父は大丈夫!と、願望も込め確信があった。
血液検査の結果は問題なし!
「やっぱり♪良かったぁ~!」と心の中で叫んでいたが・・・
CT検査の結果では『想定内の想定外』な結果であった。

腫瘍マーカー値では、数値は基準値に入っている!
しかし、以前A先生から聞いていた「数値に振り回されるのは・・・・・」の悪い方の意味が当てはまってしまった!

「肺に転移が見られます」

何れはそうなる事も承知していたが、まさか!今日・このタイミングで?
・・・やはり水面下では、静かに病状は悪化していたのだ。
何れはと覚悟していたが、やはり胸中は穏やかではない!

今までジェムザールが驚異的に効いていてくれたが、そろそろ限界が近いかも知れない事を示唆された。
次の薬『TS-1』に換えるタイミングを診て行きましょうとの事であったが・・・

父は現在、ステントが入っていない。
黄疸値も基準値内に入ってはいるが、CT上では胆道部の詰まりが見てとれる。
数値的にも異常が現れるのは時間の問題らしい。
しかし今日の結果は、以前腫瘍が確認できた場所とは少し違うとの事・・・
例え今、ステントを入れたところで、再び脱落する恐れがあるらしい。
今後、黄疸値が異常を示した時は、ステントを入れずに他の処置を考えているとの事。
『バイパス手術』をするらしい・・・
しかし手術などしたら、体力がなくなってしまい、次の抗がん剤『TS-1』を投与する事は難しいと言う。
現在投与している『ジェムザール』よりも『TS-1』の方が、副作用が強いであろう見解だ。

勿論、副作用も人・其々なので『必ず』と言う事は断定できないが、TS-1に換えるのであれば体力があるうちで無ければ駄目だ!とA先生は何度も言った。

父は今、2週間に1度のペースで抗がん剤を投与している。
では以前のように3週投与・1週休みのペースに戻してみたら善いのでは?と、A先生に問いかけた。
A先生は反対しなかったが、父が強く拒んだ!
去年は3週投与・1週休みペースで治療していた時の、何とも言えない辛さを思い出したのだろう・・・
そして父は、TS-1も嫌だと拒む。副作用が強いと聞いたからだ!

小難しい説明では、父は理解できずに納得できない!
A先生は『野球のピッチャー』に例えて説明をしてくれた。

「Sさん(父)、今使っている抗がん剤が先発のピッチャーだとしますよね?
そして今、試合は6回を迎えたところだとします。現時点で得点は5対3で今の抗がん剤が癌に勝っています。
しかし先を見越してピッチャーを代えて抑えるための先手をうつか、それとも現在は勝っているのだから、最後まで完投させてみるか・・・しかし、先を見越してピッチャーを代えたところで必ずしも相手を抑えられる保証は何処にもありません!
でもねぇ~Sさん、このピッチャーはSさんにとっては大変優秀なピッチャーなんですよ!
ですから、ピッチャーの交代をするタイミングが難しいのです。
他の方は、試合が2回の表くらいで、試合終了になってしまってるんです!
その方たちは、今は誰1人としていないのですよ・・・」

一見、判り易く・言葉柔らかい説明の仕方に聞こえるが、とても酷な事を父に告げていた。
しかし、その言葉を聞いた父は
「だったら私は、8回であろうと9回であろうと、今の薬で試合を続けます!」と言った。

その言葉を聞き、私は思った。
「そうだ!野球の試合なんて、必ずしも9回で終わるわけじゃない!
延長戦だって十分に考えられる!
今が6回であっても、延長戦があると考えれば、そんなに悲観する事ではないんだ!」
1番ショックであろう父・本人の言った言葉が、私の不安を取り除いてくれたのだ。

「では、後1~2回ジェムザールで様子を診ましょう。
その間、腫瘍マーカー値が上がるようであれば、TS-1を考えましょう!」とA先生は言った。
そして診察が終わり、診察室を出ようとした時
「あれ?A先生、じゃぁ今日の抗がん剤はどうなるんだい?」と父が聞いたので、その問いには私が口を開いた。
「父ちゃん、今日はいつものだよ^^」するとA先生も笑顔で「そうそう!父ちゃん、今日はいつものだよ^^」と言った。
それが可笑しかったのか父も笑顔になった。
そしてA先生は「Sさん、数値よりも今の元気が大事なんですよ!今のように自分は元気だ!と思うのが、1番の薬になるんですから^^」と、父を勇気付けてくれた♪
「そうだよ、先生!私は元気だから^^」と父も言葉を返した。


本当なら診察が終わった時点で、会社に向かおうと思っていた私だが、兄と2人・話しながら父の治療が終わるまで待つ事にした。
その後、調剤薬局で処方箋を待つ間に、父の治療が終わり、私達の前に姿を現した。
処方薬を待つ間にも、私の横に腰掛けていた父が口を開く。
「腫瘍が大きくなってるのかぁ・・・全く、厄介な病気になっちゃったなぁ~!
でも、他の人ならとっくに・・・って、先生も言ってたもんな!」と言った。

「厄介だけど、出来ちゃった物は仕方がないよね!
それに症状だって、進行だって人・其々違うんだからさっ!」と、だけ言った私・・・



今日は思いもよらず『想定内の想定外』な事を言われてしまったが・・・
大丈夫!父ちゃん本人が諦めていない!頑張る意志が強く見てとれるんだ!絶対に大丈夫!
まだまだ、これから・・・これからだ!(o^-^o)


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