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2011. . 12

母の舌癌。2

9月12日(月) *今日も今日とて長い日記

手術当日
予定通り、7月28日(木)に母の手術が行われた。
当初の予定では【 舌半切除術 】【 気管切開術 】【 頸部郭清術 】を施す為、12時間に及ぶ大手術!
の・筈だった。
当日の朝・・・9時から手術開始!
私たち家族は8時30分位迄に病院へ着くように言われていたが、実際には母の病室に8時前には着いていた^^;

25日の入院前から、舌が痛くて普通の食事が摂れない母の食事を作りに、毎日実家に行っていた私。
入院してからも会社を早退させて貰い、毎日母の顔を見に行った!
そして何度も何度も同じ説明・同じ話をした。
手術をする事に首を『うん。』と縦にふり、承知し納得した母ではあったが・・・

いよいよの手術当日。いざ!手術室へ!・・・と、病室から手術室まで徒歩で向かう母と私たち家族。
姉と私が母の両側につき共に歩きながらも、母の背中を抱き・擦りながら声を掛け続ける。
そんなこんなで、あっ!と言う間に手術室の前に着いてしまった。

姉や私は
『大丈夫!寝てる間に終わっちゃってるから^^ゆっくり寝てきてね♪』
『無事に手術は終わるからね!目が覚めたらICUで会えるよ^^待ってるよぉ~♪』
と、母の緊張や恐怖を取り除ければと、努めて明るく声を掛けたが・・・

父や兄は異性だからか?!気の利いた言葉が浮かばないのか解らないが
『お母さん頑張って!大丈夫だからっ!』←(何て言っていいか解らず、考えすぎで声が強張る兄)
『お前・・・頑張ってくるんだぞ!平気だからっ!大丈夫だから頑張れよ!』←(キンチョーで声が震える父、イチロー)
と、母以上に緊張している感が否めなかった^^;

それらの声を小刻みに震えながら聞いていた母。
『やっぱり手術しなきゃダメ?・・・やっぱ・・・ダメなんだよね
と小さくつぶやき、その後、深い溜息をついた。そして観念したように
『はぁ~~~・・・しょうがないね!頑張っていってくる^^;いってきま~す!』
と、何とも心細そうな表情で手を振りながら手術室へ入っていった。
その言葉を言った母の背中・・・とても小さくて弱々しい。見ていて涙がでそうになった。


母を手術室へ見送った後、自宅待機して貰う為に父と兄には帰って貰い、姉と私は病院内で手術が終わるのを待つ事に・・・しかし12時間て・・・『ながっ!』
『でも・・・何十時間掛かっても構わない!
無事に手術が終わりますように!成功しますように!』
・・・ただそれだけを祈り・願っていた。


心ココに在らず・・・そんな感じで他愛の無い話をしながら姉と待っていた午後の4時。
『Sさんのご家族様~!Sさんのご家族様はいらっしゃいますかぁ~?』
と、看護師さんの声が聞こえてきた!

『えっ?早くない?何で?もう終わったの?』
そう思いつつ看護師さんの元へ駆け寄った姉と私。
『医師からご家族様にお話しがあるそうなので、手術室まで行って頂けますか?』
との看護師さんのお言葉。

舌を切除した欠損部分は左腕からの再建術が行われる。
事前に説明を受けていた為、その事についての説明か何かかな?と話しながら姉と手術室まで向かい、手術室に足を踏み入れた。
入ったばかりの所には小部屋(?)が在り、テーブルと椅子が4脚並んでいる。
左側には受付のよなものが在り、そこで声を掛けると椅子に座って待っているように言われた。

5分位経ったのだろうか?
小部屋(?)の更に奥。実際に手術が行われる部屋の方角から担当医が姿を現した。
手には銀のトレーの様な物を持っている。
そして私の横の椅子に腰掛け、手に持った”モノ”を私たちに見せながら説明を始めた。

『お待たせしました^^今、無事に手術が終わりましたよ♪
・・・あっ、”コレ”が切除したお母さんの舌なんですけどね!
あと頸部郭清術として、リンパ節と周囲の組織を含めて摘出した箇所に転移と思われる”モノ”が1つだけありました。”コレ”がその切除した”モノ”です。
まぁ・・・でも無事に摘出できましたから安心して良いと思いますよ^^
摘出した”モノ”は検査にまわしますので、結果が判るのは2~3週間後位かな^^?』

その言葉を聞き、転移が疑われるモノが在った事にショックを受けながらも、医師の明るい口調で少し救われた思いがした。
取り敢えず手術は無事に終了♪後は摘出した”モノ”の検査結果を待つのみ!
でも・・・予定では12時間の手術。無事に手術が終わった♪って・・・幾らなんでも早くね?そう思い
『あのぉ~・・・無事に終わったって仰いましたが・・・
予定では12時間位掛かるって事前に仰ってましたよねぇ?
まだ7時間ちょっとしか経ってないですけど・・・・・
本当に全て、再建手術やら何やらも無事に終了したんでしょうか?』

すると医師は満面の笑みで
『はい!全てちゃ~んと終了しましたよ^^
実はですね、切除するだけなら早いんですよ!時間が掛かるのはその後なんです。
切除した欠損部を再建するにあたって、血管を縫合するんですけどね・・・その血管の状態が大事なんですよ。
お母さんは年齢も70歳を過ぎてますし、我々の見解では血管の状態も良くないものと思ってました。
血管の状態が”良い””悪い”で縫合時間は大きく変わってくるんですがね!
お母さんはその血管の状態が素晴らしく良かったんです^^
だからこんなに早く手術が終わったんですよ♪
ご心配なく!手術時間が短かったからと言って、手抜きしたとか、失敗したとか・・・何か問題があって短時間で終わったとか・・・そんな事は全く無いですからね!安心してください^^』


その後、自宅待機している父・兄に早速電話で吉報を告げる!
すると『今から直ぐに病院へ向かうから!』と言って電話を切った。
術後ICUに移っても、この日は麻酔から覚める事はないそうである為、母の意識が戻るのは翌日。
でも皆、母の無事な姿を・・・顔を見たい!

ICUに移された母は何とも痛々しく、父は
『あまりにも可哀想で・・・とてもじゃないが見てられない
と、母を直視できないでいたが
『その気持ちは判るけど、母ちゃんはすっごい頑張ったんだから^^;
麻酔が効いてて目は覚ましてないけど、声を掛けてあげてよ!きっと夢の中で声を聞いてると思うからさ^^』

そう言うと父は、私たち子供の前だからか少し照れてはいたけど、
『お前・・・よく頑張ったね。偉かったよ・・・』
と、母の指先に少しだけ触れながら小声で語りかけていた


転移の疑いはあったにせよ・・・
思った以上に短い手術時間で済んだ母♪
きっと体力的にも、少しは負担が軽く済んだであろう!・・・と思う。
暫くは不自由な生活を強いられる事が容易に想像できる。痛みや辛さも・・・

しかし!それはそれ!
今は無事に手術が終わった事を心から喜ぼう♪そう思った。
『母ちゃん、頑張ってくれて本当に有難う




・・・それから長い入院を経て、退院へ。


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