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2010. . 21

小さな背中

告知のエピソード以外で、今現在・当時の記憶として忘れられない事。
父は昔から小柄で細身だが、職人だった為か、それなりに筋肉が付き小柄ながらも子供目線からは(父の威厳というか)大きな背中だった。

しかしK病院を退院した時には、入院時の-8.5kg・・・
自宅療養中も相変わらず痒み止めを塗っている。
背中に手が廻らなくて、私が実家に居ると「悪いけど、背中に薬塗ってくれぇ」と、よく頼まれた。
「あいょ」と無愛想な返事をしながら、父の背中に薬を塗る。
その度に何時も、涙が溢れ出てきそうになる。
あんなに大きかった筈の父の背中・・・
肌の色が黄色いのは勿論だが、今では背中や脇のあばら骨が浮き出て、ごつごつしている。
そしてその背中は、とても小さくて頼りげない・・・

薬を塗る度、溢れ出そうな涙を堪えながら、心の底から”癌”を憎んだ。
そして何も出来ない自分を情けなく、不甲斐無く思った。

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comment

りりぃ。
ああ、私もそうだったと思い出しました。
母は背中が痛んで貼り薬を貼るように頼まれたとき
ふくよかな母の、あんなに脂肪の厚かった背中が
背骨や肩甲骨が浮き出て別人の背中になっていて
貼りながら声を出さずに泣きました。

2010.01.21 23:16
みぃー。
りりぃ。さん、お早うございます。
何時も有難うございます。

りりぃ。さんのブログでその時の日記を拝見した時に、ああ・同じ思いをされているんだなぁと共鳴し、泣いてしまいました(; ;)
この後に父は、もう-8kg痩せ、最初の入院時から計算すると-16.5kg痩せてしまいました・・・
目の前で変わり行く父に、何もしてあげられない悔しさに歯痒い思いで、一人の時には何度も涙していました。
2010.01.22 09:55

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