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2012. . 05

一番辛かった時期。2

11月5日(月)  この間からの続き。

父に付き添い、病院で二日間を兄と一緒に泊り込んだ。
しかし、体力的にも精神的にも大分堪えているように見えた兄。
このままでは兄が体調を崩しかねない!
そう思い、翌日は家に帰って貰う事にしたのだが・・・

実際、寝ているかと思えば目を覚まし不穏行動を始める父。
足元さえもおぼつかず、フラフラの状態でありながらも(矛盾してる表現だけど)達者に何処へでも歩いていってしまう父。
片時も目が離せず、おちおちトイレにも行ってられない状態で、私1人で付き添う事は正直不安でもあった。

姉の旦那様であるKちゃん。
「みぃー1人じゃ大変だろう?今晩は俺が一緒に泊まるから^^」
と、仕事終わりの疲れた体でありながらも一緒に付き添ってくれた。

その日の父は比較的大人しかった。ように思えた。・・・最初のうちは。
・・・が!昨日までの行動や言動とはまた違う。
う~~~ん・・・何と言うか・・・言い表わしにくいけど・・・

まるで私が生まれる何十年も前?まだ母とも結婚する何年も前?そんな感じの父。
さんざん悪さをしていた頃の少年時代の父を彷彿とさせる行動の数々。また言動であった。
パジャマを着ている体は痩せ細り、点滴をしている為に点滴のスタンドを押しながらもフラフラと・・・
でも、スタスタと歩く。

ずっとタバコを止めていた父だが、タバコは本当に吸いたかったのであろう!
ナースステーションの看護師さんにタバコを持つ手のポーズをして
「コレある?」なんて聞いてみたりする。
そして看護師さんには呆れた顔で
「Sさん(←父)ここは病院ですよ!タバコなんて在るわけないでしょ!」と返される。

また、今の自分の状況を判っていない父は、随分と昔の自分に戻っていたのだろう。
まだ10代?20代そこそこの若かりし日の自分。
(実際は病院に入院しているのだが)田舎まで遊びに来てしまい、帰りたいのに帰れなくなってしまったと言う状態でいるものと錯覚して私に言う。
「おぅ!こんな所に居ないで、どーにかして早く帰ろうぜ!
早く行かないと約束に間に合わなくなっちゃうからよ!」

最初は返答に困っていた私だが、今の父にマトモな事を言っても通じるはずがない!
しかも私を私と判っていない。まるで自分の友達に接するが如し!
「父ちゃん、みぃーだよ!わかるかぃ^^?」
なぁ~んて言ってもどうせ無駄!と考え直し、まるで父の友達で同じ状況下にあるかのような、そんなフリをして父に合わせる事にした。
「そりゃ、こんな所に居たくないけど・・・でも、今日はもう遅い時間だからバスも電車も終わっちゃったよ!
早く帰りたいのは山々だけど、今晩は諦めてココに泊まるしかないんじゃない?」
そう言うと父は
「なんだよ!全くもう!お前はアテにならないなぁっ!」
と言いながら、またもやナースステーションの看護師さんに話しかける父。
「ねぇねぇ、お姉さん!今日はもう車も呼べないのかな?
急いで帰らなきゃいけないんだけど、何とかならない?」

消灯時間をとうに過ぎた暗い廊下のど真ん中で、そんな訳の判らない話をしている入院患者とその家族を横目でずっと見ていた看護師さん・・・訳の判らない父に、困った様子で父に付き添う私に、上手に話を合わせてくれた。
「ほら、ココ(病院)は田舎で山の中だし、しかももう遅いから電車もバスも終わっちゃってるのよ!
残念だけど、だから車も呼べないのよね^^;
帰れないSさんの為に今日はお部屋をとってあるから・・・今晩は諦めて、お部屋に泊まっていってくれないかしら^^?」
すると父・・・ニヤッ!と笑顔で
「そうかぁ~~~・・・どうしても帰れないのかぁ~~~!んじゃ仕方ないから今日は泊まるか!」
と、納得してくれた。・・・ものの。
それでも何とかして帰りたい父。何処からか出られるのでは?と、この建物(病院)の出口を探そうとウロウロ・・・
病院を病院と認識できないものだから、そこらじゅうを探索し始めてしまった。

何を言っても無理!な父。
私は腹を決め、とことん父に付き合う事に決めた^^;
こんな時、兄ならば
「お父さん、何を言ってるの?ここは病院だよ!しっかりしてよ!」
などとオロオロしてしまい、フラフラ歩く父を力ずくで止めようとしてしまう。
その都度、私は目配せでそんな兄を止めていた。
しかしこの日、一緒に付き添ってくれたのは姉の旦那様であるKちゃん。
性格的にも臨機応変!で柔軟性があり、また、遊び心もある。
私の父に接する対応をいち早く察知して、父や私に合わせてくれた^^

その時はまさか、この事がこんなに大事な事になろうとは!
そして、これが何とも言えぬキラキラとした、父との「想い出」になってゆく


・・・今日も長くなったので次回に続きます(*- -)(*_ _)

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comment

きぼう丸
大変だったんだね。
あたしも父にあわせていたことを思い出しましたよ。
病院なのに「おかえり〜! ビール冷えてるから飲みな」って父が言うから、
「わ〜い ありがとう! お父さんも飲みたい?」って言い返すと
コックリ頷いてね「うん、キリン」って言うんだよね。
飲ませてあげたかったよw
何年たってもくっきり覚えてるよ。
辛かった出来事もきっと笑いながら言える時がくるんだよね。
きっと来るからね!
2012.11.07 01:10
みぃー。
きぼう丸さま

お早うございます^^
いつも温かくもコメントを有難うございます♪

以前も仰られてました、お父様の「可愛らしい」感じと言うのが頷けますねぇ^^
文面でしかお父様を存じ上げませんが、勝手に想像しちゃいました。
コックリ頷いて「うん、キリン」って・・・
きぼう丸さまのお父様に私ごときが生意気ですが、本当に可愛らしいですねぇ~(´ω`*)

イチローくんは「おいおいe-330」と思う事が大半で・・・
腹を据え、心持を変えて父に接しよう!と思い直すまではぶっちゃけ精神的にかなり堪えたのも事実。
が、考え方を一つ変えただけでそれらの想い出も素敵なものに変わりましたe-267

そういえば
イチローくんはもう何年も前に禁酒しましたが、ビールはやっぱり「キリン」でございました!
・・・因みに私も昔は「キリン派」で、飲む度に離れて住んでいた父を思い出したりなんかして^^;
考えてみれば、私って本当にファザコンだったんだなぁ~~~と、改めて思い知らされましたです。


きぼう丸さま、本当ですよね^^
その当時は本当に辛くて遣り切れなくて・・・なぁ~んて思っておりましたが、今では既に笑い話として当時の話なんぞをしたりしています♪
逆にそれらの事が私を強くさせてくれました。少しは成長できたかも!です^^
貴重なお話しを聞かせて下さり有難うございます!
温かいお心遣いに感謝・感謝でございまぁ~すヾ(*´∀`*)
2012.11.08 10:17

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