--. . --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013. . 12

ホスピス入所まで 8

7月12日(金) 今日は姉の誕生日!姉ちゃん・・・四十ウン歳おめでとぉ~~~

驚きで動揺した、「異例の事態・緊急入院」
去年の3月14日、待ちにまった(?)ホスピスの初診時。
先日まで父による体調の不安はあったものの、無事にホスピスへ向かう事が出来た!

病院なのだから車椅子を持ち込まなくても大丈夫なのだが、でも、せっかく先日お借りしたのだからと、駐車場から病院の受付まで僅か数十メートルの距離をお借りした車椅子で移動してみる^^;
散歩する為にお借りした筈の車椅子。
残念ながら用途は変ってしまったけど、貸して頂けた事には今でもとても感謝しております(*_ _)人
・・・話しが逸れた


先ずは受付を済ませ、診察室の前で待つ事十数分・・・
元々気の短い、我が父イチロー!
そして待っている間の「ヒマ」が嫌な姉の旦那様であるKちゃん。
父の車椅子を押しながら、診察室前の廊下をウロウロする2人・・・
そんな2人を見ていると、ふいに現れたソーシャルワーカーのYさん!
(先日の相談時からホスピスを出るまでの間、このYさんには全て担当して貰う事になったのだが)
「Sさん、大変お待たせ致しました。診察室の中にどうぞ!」
そう言われ、父・兄・Kちゃん・姉・私の総勢5名でゾロゾロと診察室の中へ・・・

(因みに、この病院のホスピス病棟には2名の医師(専属の)がおられるのだが、ローマ字表記にしてしまうと2人共「O先生」になってしまう為、敢えて「若先生」と「お爺ちゃん先生」と書くことにします^^;)

廊下で待っている間、兄や姉と
「きっと今日診てくれるのは若先生のほうかもね^^」
なんて話していたのだが、診察室の中に居られたのはお爺ちゃん先生であった。
・・・まっ、診て頂けるならどちらの先生でも別にいいんだけど

そして決して広いとはいえない診察室の中には、私たち家族+先生+Yさんとホスピス病棟の看護師さん2人(後になって判明した)の合計9人が所狭しと座り、お爺ちゃん先生の言葉に耳を傾けた。
大学病院からの紹介状やレントゲン、どのような薬を処方されているのか・・・
また、父への問診や触診。

問診をされている時に父は「家(うち)から此方に通えますかねぇ?」と言うような事を先生に聞いてみたのだが、先生は色々な資料・レントゲンに目をやりながら
「ウチでは駄目だ・・・これは・・・ウチでは駄目だ・・・」
と、小声で呟いているのが聞こえた。

その呟きが聞こえた私は
「ウチでは駄目?って・・・どー言う意味?
まさか・・・この病院では診てくれないって事なの?え?なに?どー言う事なの?」
と不安になった。
(後でその時の事を姉に話したら、姉も私と同じ意味で受け取ってしまったと言っていた)
もしココで診て貰えなかったらどうしよう・・・
しかしそんな不安は直ぐに解消された。

先生が言った「ウチでは駄目!」は、「家から通うなんて無理、直ぐにでも入院だ!」との意味であった。
先生は傍に居たソーシャルワーカーのYさんに聞く。
「今、ベットの空きはないの?もしくは空く予定は?」
するとYさん
「今ベットの空きはありません。(当たり前だと思うけど)空く予定もハッキリとは・・・」
Yさんの言葉を聞いたお爺ちゃん先生、先程までとは違い、少々厳しい声でYさんに言う。
「ホスピス病棟以外のベットならどこか空いてるだろ!直ぐに何とかしなさい!」

そして
診察の結果、お爺ちゃん先生から下された診断は「即、入院」というものであった。


この病院の他の病棟はよく知らないけど・・・
ホスピス病棟は患者さんが入所出来る順番を待っている。
次はどの患者さんが入所するのかは、ホスピス病棟の判定会議が行われて決定する!・・・と聞いていた。
にもかかわらずの決定事項にYさんは驚きを隠せずに私に言った。
「こんな事は私は初めてです・・・ホスピス病棟でも滅多にある事ではないでしょう・・・
緊急入院なんて異例の事態です。」
と、仰った。そして
「ホスピス病棟ではありませんが、ベットの空きが出ましたら直ぐにご連絡させて頂きます!
多分ですが、2~3日中にはご連絡できると思いますので入院できる準備を整えておいて下さい。」
そう言われ、入院の案内や手続き諸々の書類を頂いた。

Yさんと話す私を置いて、皆は先に車に乗り込んでいた。
遅れる事、車に戻った私に父が問いかける。
「みぃー。なんだって?何て言ってたんだ?」
そして答える。
「ううん!特に何も言ってないけど・・・ベットが空いたら電話してくれるってさ!それだけだよ^^」


・・・もしかしたら診て貰えないの?なんて一瞬不安になったものの
直ぐにでも診て貰える。入所が出来る。
これは父の苦痛を1日でも早く緩和して貰う事が出来る!
そう考えればとても喜ぶべき事なのだ。でも・・・
順番も待たずに、1日でも早く入所しなければならない程に悪いなんて・・・そんな風にも思ってしまう。
それは父・本人も同じ。
「そっかぁ~・・・診て貰えるのは良かったけど、家から通うんじゃなくて直ぐに入院しなくちゃいけないのかぁ~・・・・・思ってよりも早いなぁ。」

肩を落とし、何とも複雑な表情で話す父に皆で声を掛ける。
「そんな悪く考えないで・・・直ぐに入院出来れば早く今より楽になれるじゃん^^
少し良くなれば退院して家から通えるようになるかも知れないし!
退院とまではいかなくても、一旦家に外泊する事だって出来るだろうしね♪」

そんな言葉を各々口にしていた。まさにそんな矢先、ふいに私の電話が鳴った。
番号通知はされているが登録はしていない相手。
「ん?まさか病院から?んな訳ないか!早すぎるもんね」
そう思いながら電話に出ると、相手はソーシャルワーカーのYさんであった。

「Sさんでらっしゃいますか?Yですが・・・・・
先程あの後、ホスピス病棟ではありませんが直ぐにベットの空きを確保しました。
早速ですが明日から入院できます。大丈夫でしょうか?」

「マジか?はやくね?」
そんな思いを隠しつつ
「大丈夫です。宜しくお願いします。」
そう答えた。



まさか初診の・・・今日の今日で入所が決まるだなんて思ってもみなかった。
父の苦痛を1日でも早く何とかしたい!何とかして貰いたい!心から願っていた事だ。
病院側の素早い判断と対応には感謝の念でいっぱいだ。でも、なのに。

本当に勝手な思い、ただの我侭
「・・・そんなにも早く!早すぎる!心の準備が出来てない!」
勿論そんな事は本人の父が1番感じている事だけど・・・でも、ここまで展開が早いなんて。



そうして心待ちにしていた「ホスピス初診外来」の翌日には「ホスピス(病棟ではないけど)入所」となってしまった。
忘れもしない・・・そんな去年の3月14日であった。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
にほんブログ村
     ↑
お手数をお掛けして申し訳ありません。
押して頂けると嬉しゅうございます(。・人・`。))
スポンサーサイト

comment

みいさんのブログ、おひさしぶりに読ませていただきました。以前読んだ時と同様、じんわりあたたかい文でうれしくなりました。ここ何ヵ月かの間に、私の父も末期がんで亡くなったんですよ。胆嚢がんで自宅で看取りました。だから、みいさんとお父さんとの会話の様子が何とも言えず微笑ましいやら懐かしいやら。また父に会って話したくなりました。みいさん、ブログ書いてくれてどうもありがとう。イチローお父さんのご冥福お祈りしてます。
2013.11.25 00:50
林さま
林さま・・・今頃お礼を述べさせて頂く事をお許し下さいませe-442
もう2月にもなろうというのに・・・
有難くもせっかく入れて下さった温かいお言葉、お礼が遅くなり過ぎました事、心よりお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでしたe-442

林さまのお父様、お亡くなりになられてたと・・・
心よりご冥福をお祈り致します。

・・・林さまはご自宅でお看取りされたんですね。
私の父も本当なら皆の居るもと、自宅で最期を過ごしたかったと思います。
人其々、症状は違えど・・・色々とお疲れやご苦労がおありになられたのではないか?と推察致します。
林さま、お父様、またご家族の皆様・・・本当にお疲れ様でした。

林さまご自身も、まだまだお辛いお気持ちを抱えてらっしゃるでしょうに、私なんぞに温かいお言葉をかけて下さり、本当に有難うございます。

「ブログを書いてくれてどうもありがとう」

だ・なんて、とんでもございませんですe-330
此方こそ!
こんな駄ブログに足をお運び下さり有難うございます!
お礼をもこんなに遅くなり、大変失礼を致しました事をお許し下さいませですe-259

まだまだ寒い日が続きますが
お心、お身体、十分にご慈愛頂けます様お願い申し上げます。


2014.01.31 10:38

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://mie120.blog107.fc2.com/tb.php/385-f80b40db
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。