--. . --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014. . 13

ホスピス1日目(一般病棟) 2

2月13日(木) 今日はもの凄く長いです

ホスピス入所の1日目。
午前中は色々と忙しなく過ぎた中での出来事。

医師や看護師たちとのインフォームドコンセントの中で感じた事。
「(当たり前なんだろうけど)病棟が違うとやっぱり何かが違うよなぁ~~~
なぁ~んか当たりが冷たいって言うか、なんっつーか!
事務的な感じなんだよね~~~
そんな印象だった。
そしてそれはインフォームドコンセントが終わり、父の居る病室へ顔を出した時、父の話を聞いて尚更感じたわけだけど。


入院の案内書に色々と書いてあった「持ち物」と「持ってきてはいけない物」。
ホスピスじゃなくても大概の入院案内には「パジャマ(寝巻き)」「室内履き」などは書いてあると思う。
まぁ、パジャマに関しては「病院で貸与もアリ」だと思うけど。

因みに・・・
「持ち物」には”髭剃り(男性)”がある。
「持ってきてはいけない物」には”髭剃り”でも”剃刀”はダメ!
病院全般そうなのかも知れないけど、”刃物”的なモノは全般にダメ!あと”紐”的なモノもダメ!
ようは「自殺防止」の為なのだろうけど・・・まぁ、そうじゃなくても危険っちゃぁ危険だな。うん。


ベットの上に心細気な顔をして座っていた父。
着ていたパジャマは持参した物とは全然違い、見た事もない「赤ちゃんが着るロンパース?」的な物を着ていた。
ロンパースっぽいといっても上下は繋がっていないけど、上も下もモコモコ?フワフワ?なんかガーゼっぽいというか何と言うか^^;しかも全身”緑”で。

「あれ?父ちゃん・・・自分のパジャマは?何でそんなの着てるの?(←病院からお借りしたのに失礼な発言)」
そう問うと父は
「あれはボタンがあるからダメなんだとよ!・・・それでよぉ~・・・
穿いてたパンツもダメ!っ言われてよぉ~~~脱がされちゃったよ・・・オムツしろ!って、オムツにされたよ。
サラシ(父は昔からサラシをしてます)もダメ!って言われたけど、これだけは嫌だ!って無理言ったんだ。」
と言う父。
「オムツなんて情けないよなぁ~・・・」
とも言った。


まだホスピスに入るずっと前・・・
自宅から病院へ治療(抗がん剤)に通っていた頃。
父は何度か洩らしてしまった事があるらしい。
父本人からではなく、母から言われた。
「みぃー。悪いけど”オムツ”を買ってきてくれない?」
何で?と言う私に
「お父さんが何度か洩らしちゃって・・・
自分でもその事が嫌で、その時の布団とか洗えばいいのに捨てちゃうんだよ。
だから布団も敷布もなくなってきちゃったから、オムツをして貰えればと思って・・・」

結局、オムツは買ったものの・・・父本人からその言葉が出るのを待ち、此方から「オムツすれば^^?」とは言わなかった。
買ったオムツは父の目に触れない場所へ隠しておいた。
父のプライドと言うか何と言うか・・・父の気持ちを大事にしたかったから。
だけど・・・
それから後、ホスピスへ入所する数ヶ月前に父、自ら母に言ったそうだ。
「悪いけどオムツを買ってきてくれ!」
そうして父は自らオムツをする事を望んだ。・・・その上には普通のパンツも穿いてたけど^^;
勿論・・・そんな事にはわざわざ触れずにいた私たちであったが。


一般病棟といってもこの病院では「療養型」に近い。
他の患者さんたちも皆、同じなのだろうとは思う。
だけど、
まだ自分の足でトイレに行く事を望み、実際に歩いていく事の出来る父。
「もしも」の時の為なのは理解できるし、病棟のルールに従うのは当然だと思うけど・・・・・何か違和感を感じてしまったのも事実だった。
「そんな・・・無理にパンツを剥ぎ取らなくても^^;」 ← (言い方悪し)

でも、その前の事。父自らオムツをする事を望んだ経緯があったからこそ、父のショックも少なかったと思うし、父自身はそんなに違和感がなかったのだと思う。・・・なので良かったけど♪

そして思う。これがホスピス病棟だったらまた違うのかな?
まだ自分でトイレに行ける患者さんに、補助的にオムツはしたとしても本人がパンツも穿いていたい!と望んだら、意思を尊重してくれるのかな?


そしてパジャマだけでなく持参した室内履きも却下されたわけだけど、これはこっちに落ち度がある為に文句なし!
普通は転倒防止の為にも「運動靴」というか「上履き」みたいな「ズック?」を用意するものだけど、父本人は
「かっこ悪いし履き辛いからヤダ!」
と言う。そして「サンダルのような踵のない物」を持参していた。
でもこれは父のタメであり、新しい「リハビリ靴」を買い、父に履くよう諭したのだが・・・
いつもの憎まれ口^^;で「なぁ~んか履き辛いんだよなぁ~」と文句を言う。
そして母に怒られる。「まったくもぉ~、せっかく買ってきて貰ったのに文句ばっかり言うんじゃないよ!」と。
しかし!
そこはファザコンの私・・・・・後日再び父の気に入るようなリハビリ靴を買って来ましたとさ^^;
そしてその靴は父も気に入り、めでたし、めでたし♪


何だかんだとあり、病室の父も落着いてきた頃
「おぅ!みんな有難うな!もう帰ってもいいぞ!お父さんは少し寝たいからよ^^」
そう言う父。
遠慮してとか、皆に気遣って・・・とかでは「帰っていいぞ!」と、父は言わない。
本当に自分が寝たかったのだろう。病院までの移動や諸々・・・疲れていたのがわかる。
「うん、わかった!んじゃ帰るね^^また明日来るねぇ~^^」
と言う私たちに、今までなら父は
「そんなに毎日来なくていいよ!」
と強がりをいっていたが、この時からは
「おぅ!悪いな!頼むよ^^また明日」
と返すようになった。


病室を出て廊下を暫し歩き、ナースステーション前で初見の看護師さんに呼び止められた兄と私。
そして突然言われた!

「Sさん(←父)のご家族様ですよね?・・・もう帰られるんですか?
お見かけしたところ、お父様はもう大分疲れていらっしゃいますね・・・
今まで相当頑張ってらっしゃったんでしょう・・・・・
多分と申しますか・・・
お父様にはもう、そんなに長い時間は残されていないようにお見受け致します。
どうか、少しでもお父様と一緒に居てあげて下さい。一緒に過ごせる時間を大切にして下さい。」


「なに(☉∀☉) なんだと?き・貴様、名を名乗れ!何を根拠にそんな事を申すのか!
それにだ!一分でも一秒でも長く一緒に居たいのはヤマヤマなんだよっ!」

急に言われた衝撃の言葉に一瞬、我を忘れ「地」が出てしまいそうになった私だが、喉まで出掛かった下品な言葉を飲み込み数秒後・・・・・

「はい、判っているつもりです。
ホスピス病棟ではないとはいえ、急遽ベットを確保してもらっての入所ですから・・・
父に残された時間は少ないのだと薄々感じております。
でも、今帰る事は私たちの意思ではなくて父の望んだ事です。
ご心配下さり仰って下さる事は感謝致しますが、今日のところは帰ります^^
ですが明日からも毎日来るので宜しくお願い致します。」
そう言って病棟を後にした。



いや・・・だからさ・・・判ってるんだってば!
嫌だけど・・・判りたくなんかないけど・・・・・父がどれだけ厳しい状況かって事は判っちゃってるんだよ!
一瞬、ご好意で仰ってくれた言葉にさえ
「何だと?コノヤロー!何でそんな事言うんだよっ!」
と思っちゃった私。・・・ほんとスイマセン

本当に此方の事を考えてくれたからこそ、言い辛い言葉も仰ってくれたのだと判ってる。
でも・・・でもね!
緊急に決まったホスピス入所に安堵感だけを感じてる訳ではないのですよ!
勿論、まだまだ心の準備なんか本心ではしたくはない訳で・・・・・

「急にそんな事を言葉に出してハッキリ言われても辛いよっ!
やめてよっ!やっと父の苦痛を緩和できるって・・・少しだけホッとしてたのに・・・・・
ほんの一時くらい、厳しい現実から目を背けさせてよ!
厳しすぎる現実を突きつけて追い詰めないでよっ!」


そんな事を思った入所日1日目だった。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
にほんブログ村
     ↑
お手数をお掛けして申し訳ありません。
押して頂けると嬉しゅうございます(。・人・`。))

スポンサーサイト

comment

こんばんは(*^^)v

お父様もそうだったと思いますが 家族もまだ現実を受け入れられないときに たとえ事実でも辛いですよね。

少しでも苦痛を取り除いてほしい・・・

と思う毎日でした。

2014.02.13 20:55
華さま
こんにちは!です
華さま、本当にすみませんe-330
華さまのブログにお礼を言いにお邪魔させて頂いたものの、自分のブログではお礼をするのを忘れておりましたe-330
大変失礼を致しました!本当に申し訳ありませんでしたe-442
心よりお詫び申し上げますe-259
2014.02.24 11:27

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://mie120.blog107.fc2.com/tb.php/391-f539d998
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。