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2014. . 20

ホスピス2日目 (一般病棟)2

2月20日(木) 

え~と・・・どこまで書いたっけか^^?
と思い出しながら更新してみる


ホスピス入所の2日目は午後から兄と共に病院へ。
前日に言われた言葉・・・頭の片隅にこびり付いて離れない。でも!
その事だけに囚われるのは嫌!
とにかく「現在」を大事に、父と共に過ごせる時間を大事にしよう。大事にしたい。
そう思うと自然に厳しい言葉も消化できたような気がした。


病室に着くと父はテレビを観ながらウトウトしていたが、私たちが声を掛けようとする前に気が付いた。
顔を見ると嬉しそうな、それでいてボケェ~とした表情で
「おうっ!来てくれて有難うな^^」
と言い、その後は早口でまくし立てて昨日からの状況を説明してくれた。

父の話によると
○ 昨夜は眠剤(睡眠導入剤)が出されたものの、ほとんど眠る事は出来なかった。
○ 夕食・朝食・昼食は出たものの、どれもほんの少ししか食べる事が出来なかった。(父曰く、どれも口に合わない)
○ ↑の事で栄養管理士(?)さんが「何なら食べれそうか?」と聞きにきたので「全てお粥にしてくれ!」と言った事。
○ 夜中に1人でトイレに行ったら怒られた事。(トイレはベットから数歩の所にある)
○ トイレに行く時はナースコールで呼んでくれ!と言われたので何度も押したけど直ぐに来てくれないし、呼びすぎて怪訝そうな顔をされた事。
○ 午前中に軽く検査をした事。
等など・・・・・

そんな話をしながら少し経った後、母と義兄・姉の3人が病室へ顔を覘かせた。
そして母と兄を残し、私たち3人は買物へ・・・


ホスピスのある病院から車で20分弱のところに巨大(?)ショッピングモールがある。
入所初日に買った父の室内履き・・・履き辛いと不評だった為、父の気に入りそうな新しい物を探してみる^^;
で、「介護用品」「リハビリ用品」などが置いてある売り場を発見!
義兄・姉・私の3人で、アレやコレやと選び出し購入・・・そして足早に病院へ戻る。
病院へ戻る車中、話は父の着ている「緑のパジャマ」についてであった。

私 「父ちゃんが着ているパジャマって病院で借りたらしいじゃん。どぉ~でもいいけど何で緑なのかなぁ^^?」
姉 「何で緑?って言うか・・・何色かあるパジャマの中から父ちゃんが自分で選んで着たんでしょ。」
私 「いや・・・だからぁ~、何で緑なんだって^^?」
姉 「え?何で?父ちゃんて緑色が好きじゃん!だからでしょ。・・・え?みぃー。知らなかったの?」

   ・・・・・・・・・・

私 「え(☉∀☉) マジで!」


大した事ではない、ほんと小さな事だけど・・・・・
「父が好きな色は”緑”」だなんて、ちっとも知らなかった私。何気にショック
今までプレゼントした洋服や小物にしても・・・父が好む色や柄は誰よりも私が1番理解していると思っていた。
でも、それは私の思い込みだった。と思うとかなり凹んだのは事実
しかぁ~し!
父について、ここにきて新たな発見でもある!そう思うと嬉しくもあった^^

そう言えば・・・やはり1~2年前にも「新たな発見」をしたっけ!・・・と思い出す。
まだ以前の病院へ通院していた頃。
父が夜中、救急で病院へ行き、理由あって朝まで廊下で待たされた事があった。
廊下のベンチで父と並んで座って居た時に気付いた。
「ああ・・・父ちゃんの瞳の色って”茶色”なんだ」と。

これもほんと、どぉ~でもいい事なんだろうけど、それまで私は父の瞳の色は”真っ黒”だと思っていた。
「なんか父ちゃんの瞳って魚みたいだなぁ~」なんて思ってた。
だけど違った!
隣に座り、少し遠くを見つめる父の横顔・・・その瞳の色は綺麗な、透き通るような茶色。
そんな風に思った事を思い出した。

私って、知ったつもりで本当は何にも知らなかったのかな?父ちゃんの何を見ていたのかな?
・・・寂しくもあり、少し反省もした。
けど・・・
私の知らない事を姉は知っていて・・・
姉と私の知らない事を兄は知っていて・・・
私たち兄弟の知らない事でも母はきっと知っている。
皆が皆きっと同じ。
父だってきっと同じだろう。
・・・それで良い。誰だって自分だけ!と思える自分だけの気付き・想い出や秘密の共有(?)があって当たり前。
そう思いなおした。


他愛無い話をしながら病院に着き、新しく買った室内履きを父に渡す。
今度のは気に入ってくれたらしく、笑顔で「有難うな^^」と言ってくれた♪

そして義兄と姉がたまたま席を外して居た時。
「こんにちは!今日の夜の担当のYです^^」
と話しながら病室へ現れた看護士さん・・・顔をよくよく見てみると、昨日、兄と私を呼び止めた人であった!

父に色々と話しかけてくれている内容や他諸々・・・
やっぱりどう考えてもココの病棟の看護士さんとは違う。
父の話す事に耳を傾ける態度や私たち家族に接する態度・・・他の方とは明らかに違う。

父が夜中のトイレの事、眠れない事、色々とYさんに話したのだが、全てを明るく・・・父の気の済むような回答をしてくれる。
この人が夜の担当をしてくれるのなら、今日は安心できるな♪と、父は思ったようだ。
Yさんと話す父の顔に笑顔が見てとれたし、そんな父を見ている私たちも安心できた^^


それから暫しの後。
「じゃ、また明日ね^^」
と、父の病室を後にし廊下を歩いていると先ほどのYさんに出くわした私。
私も思っていた事だけど、Yさんも何かお話をしたかったらしい。
立ち止まり数分間話し込んでみてアラ納得!

この病棟(一般病棟)にくる数ヶ月前まで、Yさんはホスピス病棟に何年も居た方らしい。・・・妙に納得。
そして、そんなYさんだからこそ「昨日の言い辛い事(父の状態)」を話してくれたのだ。
Yさんは仰った。
「Sさん ← (父)は、この病棟では無理があると思います。
苦痛の緩和は難しいと思います・・・ご家族様がずっと一緒に居る事も出来ませんし・・・
お父様が少しでも居心地良く出来るように、ご家族様も安心できるように、1日でも早くホスピス病棟に移れるように私も働きかけます。
色々とご心配やご不安があると思いますが、一緒に頑張りましょうね^^」


何とも心強いお言葉!
何とも有難いお言葉!
そう思えば思うほど、昨日「何だと?コノヤロー!」などと思ってしまった自分を猛烈に後悔し反省した私
そして・・・
ホスピス病棟に何年もいらっしゃった。
そんなYさんが仰ってくれた言葉には、また違う意味での根拠がある事にも改めて気付く。

父にはもう、長い時間残されていない。

先日とは言葉の受け取り方も違う。
消化できたかのように思えた胸中であったが、また違う感情を抱いた入所2日目の事だった。


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