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2014. . 17

ホスピス(大部屋)3日目 最後の散歩(?)

3月17日(月)

ちょっとだけ私事^^;
父が亡くなった事をきっかけに、何か人の為に役立てる仕事をしたいと思うようになった。
私は[学]がないので、取り敢えずは学のない私でも取れる[資格]を取得しようと思い、一昨年には一つ目の資格を取った。
そして昨日、二つ目の資格を取るため試験を受けにいった。

去年の7月から今年の1月後半までブログを放置していながら、資格の勉強をしつつブログを再開したので、ブログの更新も不定期だった。
でも、それも昨日で終わり♪これからは毎日更新できると良いな^^
などと思っているものの・・・はたしてちゃんと更新することは出来るのか?私よ?

資格を取れたとして、直ぐに役立てる事は出来ないにしても・・・
自分がやりたいと思える仕事に就けるよう、コツコツと頑張っていきたい!
結果は4月の後半にでる。
ああ!どうぞ受かりますように(>人<;)



・・・と、どぉーでもいい前置きはこのへんで
ここからが今日の本題。

ホタルちゃんから聞いた話を、何とか自分の中で消化しようと務めた。
父の現状を認めようが認めまいが意味はない。ただ受け入れるしかない。
それを踏まえたうえで父に寄り添うことしか出来ないから。

時間は午後3時。
相変わらずウトウトしている父に声をかける。
「父ちゃん、おやつの時間だよ^^ホットケーキ作るから食べるかい?」
すると
「おう!そうだな!作ってくれよ^^」
と父。
いらないよ!と言われるかも?なんて思っていたが、父は食べたいと言ってくれた♪

いざ!キッチンに行くものの・・・勝手がわからず少々時間が掛かってしまい焦る私^^;
短気な父の事だから、きっとイライラして待っているだろうなぁ~・・・
あんまり待たせると「もういらないよ!」と言われかねない

焦りつつも作り終え、病室に運ぶ途中に看護士さんから声を掛けられる。
「わぁ~^^ホットケーキを作って下さったんですね!とっても良い匂い♪美味しそうですね^^」

ホスピス病棟の看護士さんだから?なのか?
患者さん以外の人にでも、皆さん務めて明るく声を掛けてくれる。
そんな何気ないような一言が、私たち家族さえも気持ちを和やかにしてくれる事、本当に感謝なのだ^^

そして病室に着くと、案の定父に言われた。
「やぁ~っと作れたのかよ?待ちくたびれたよ!」

ボケボケと眠そうな目をしながらそんな事を言いつつ、ベットを起こし食べ始めてくれた父。
然程大きくないホットケーキであったが、ほんの2~3口だけ食べて
「ごちそーさん!もういいよ!後はお兄ちゃんが食ってくれ!」
と言い、その後は食べるのをやめてしまった。

父はホットケーキに バター や メープルシロップ をつけて食べたりせず、砂糖のみ をつけて食べる。
ただでさえ口の中の水分をもっていかれるホットケーキ・・・
だんだん飲み込む事さえも困難になってきてる中、いくら自分で食べたいと言った物でも思うようには食べられない。
それでも、ほんの2~3口でも、食べてくれた事が本当に嬉しかった♪

「父ちゃん、材料がまだ残っているから明日も作れるけど・・・明日も食べるかぃ^^?」
断られることを承知で父に聞いてみた。すると思いがけず嬉しい父の返事。
「そうだな^^明日も食うから作ってくれよ!でも、もっと小さいのでいいぞ!
みぃー。が作るのは何でもデカいからなぁ~~~!」
と、嬉しい憎まれ口まで聞けた^^
その後も父は相変わらずウトウト・・・

・・・そんなこんなで夕方。
あまりお腹も減っていないだろうと思われた父だが、夕食のお粥は全て完食!
薬も飲み終わり、またウトウトするのかと思いきや
「あれだろ?後で皆来るんだろ?」
と、姉や姉の旦那さんが来ることを思い出した父。
ずっとベットに居たせいか、少し動きたくなったようだ。ゴソゴソ、ソワソワとしだした。

「父ちゃん、暇なら散歩がてら下(病院の玄関ホール)まで行ってみる?」
そう聞くと
「おう、そうだな!行ってみるか^^」
と言った。

病院の外には車いすに乗って散歩に出れる庭園(?)がある。
気分転換を図るためにも、父を散歩に連れ出せたら良いな♪と、ホスピス病棟に移ってからずっと思っていた。
でも、未だにそれは出来ないでいた。
どんなに天気が良い昼間でも、ホスピスがあるのはだいぶ山の中。そして時期は3月。まだ寒い。
僅か少しの間でも、父を無理に連れ出すことは出来なかった。
しかし病院内のホールであれば暖かいし、病室を離れることは少しでも気分転換になるだろう^^

看護士さんに了解をとり、父を車いすに乗せ、1階にある玄関ホールまで下りた。
が!
既に病院窓口も終わり閑散とした雰囲気・・・テレビも既に点いていない。
私たち3人以外は誰も居ない。
それでも兄と雑談をしつつ数分を過ぎた頃
「なんか寒いなぁ~・・・」
と、父がボソッと言った。

パジャマの上に袖なしのダウンを着てひざ掛けも掛けてはいたが、やはり夜は冷える。
私は自分が来ていたカウチンを脱ぎ父に着せたのだが、私の服が父にはほんの少し大きかった。
それを見ると何だか切なかったが
「父ちゃん、ちょうどいいじゃん^^どうよ?あったかい^^?」
そう聞くと
「おう、少しはあったかいな^^でも、みぃー。が寒いだろ?」
と、私の事を心配してくれる父に「全然大丈夫だよ^^」と強がった。

しかし・・・
何とも閑散としているホールに待ち続けたものの、姉も義兄も来る様子がない。
これと言って何かやる事もない。当たり前だが、じっとしていても景色も変わらない。
元々短気の父だけど、待つという行為よりも起きているのが辛いのだろう。
僅か10~15分経った頃に病室に戻ると言い出した。
「そうだね!寒いし暇だから病室に戻ろうか^^」
そう言って、散歩とはとてもよべない 玄関ホール までの移動であった。

でも、これ以降、父が病院の玄関に下りることは出来なかった。
そう考えると・・・
たかだか玄関ホールまでの移動だったけど、父の車いすをおして何処かに散歩(移動)したのはこれが最後だった。

そして父に着せた私のカウチン。
あれから自分で着ることはなく、今も大事にしまってある。



そんな事があった、ホスピス病棟の3日目であった。

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