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2014. . 24

ホスピス(大部屋)5日目 寝台車

3月24日(月)

昨日はお墓参りやらで忙しく更新できず
父の三回忌までもあと少し・・・それまでにブログを完結する事は出来るのだろうか(-_-?)


土曜日の続き。
エレベーターを待っていると、ソーシャルワーカーのYさんから声を掛けられる。
「ちょっと宜しいですか?」と言われ、医療相談室の前で暫し立ち話をしたのだが・・・・・

最初は父の具合について少々話していたのだが、ホスピス病棟からもYさんの元に話は筒抜けなのだろう。
ホタルちゃんに言われた「何時までも大部屋には居られない」と同じ事を、Yさんからも念を押されるように言われた。
そして、やはりホタルちゃんにもお話した同じセリフをYさんにも再度言った。
の・だが!
その後、Yさんの口から発せられた言葉。
その言葉は思いもよらぬ事で、その時の私には大変な衝撃をもたらした。

「ところでですが・・・お父様をご自宅に連れて帰られる時はどうされるのですか?」

そう言われたものの・・・
「なに?父ちゃんを連れて帰るとは・・・?」
と、一瞬何の話をしているのか直ぐに理解することが出来なかった私。

「え?それはどういった意味合いでしょうか?」
とYさんに聞き返した。すると
「ええ・・・ですから葬儀社はもう決められているのでしょうか?
ご自宅へとお父様をお連れする際、葬儀社から寝台車を手配して頂く事になりますよね・・・
ご家族様の所有されてるお車で、お父様を連れて帰る事はできませんよ。」
と仰った。

Yさんの話によると、以前は自分達の所有車(乗用車)で連れて帰る事が出来たらしい。
ただ、以前実際にあった出来事で、連れて帰る最中に「検問」か何かで警察に車を停められ問題になった事があったという。
それからはそういった問題が起きないように、ここの病院では「寝台車」を手配して連れて帰らなければいけないのだと仰った。

確かに・・・
本来ならそれら諸々の事は、既に考えていなければいけなかった事柄かも知れない。
だけど・・・Yさんに言われるまでは正直、考えてもいない事だった。
現実逃避?かも知れない。
でも、そんな事は考えたくもなかった!

Yさんはご自分の仕事上、職務を遂行しているだけで、当たり前だけど何の罪もない!
それどころか私たち家族が見落としていた、決めておかなければいけない事・・・
その時に困らないようにと教えて下さった事。とても大事な事。
でも・・・
「そうか・・・そうなんだ・・・・・そういった事も、ちゃんと考えておく必要があったんだ。
だけど・・・
現在も父は生きようと一生懸命頑張ってくれているのに・・・何でそんな事を言うのだろう・・・?」
と、正直、Yさんに対して憎しみにも似た感情を持ってしまったのが事実。
勿論、そんな感情をYさんに抱くのは お門違いも甚だしい とは思うのだが・・・

そして、Yさんはその後
「これ・・・当病院でご紹介させて頂いている葬儀社のパンフレットです。
あくまでも ご紹介 ですので、こちらの葬儀社を使わなければいけない・・・なんて事はありません。
もしお時間がありましたら、ご自分で色々と探されるのもいいかも知れませんね^^;」
と、パンフレットを手渡してくれた。

これから父の居る病室に戻るというのに、葬儀社のパンフレットなんて・・・
父だけじゃなく、万が一他の患者さんにでも見られたらどうするんだ!と思い、Yさんには申し訳ないが手渡されたパンフレットを受け取る事はしなかった。



時間の許される限り、父と共に寄り添っていたい。
父と居られる 現在 を大事にしたい。
そう思っているだけじゃ駄目なの?
そりゃ、何時かは訪れる 父とのお別れ を覚悟はしているけど・・・・・




私が17歳の時に 最愛の祖母 が逝ってしまった。
まだかろうじて祖母の息があった時、祖母の居る病院から私が実家に帰ってくると父は家の中を片付け、葬儀をあげられるよう準備を始めていた。
その時に私は声を荒げて父に怒鳴った。
「婆ちゃんは今も頑張ってくれているのに・・・何をやってるんだ!ふざけるなっ!」と。
でも父はその手を止める事はなかった。

そして通夜の時、祖母が横たわる布団の横に父は寄り添い共に寝ていた。
普段は祖母の事を お祖母さん と呼んでいた父が、その時は泣きながら 母ちゃん と呼んでいた。
それを思い出した私・・・

あの時の私は父の気持ちも考えられず、葬儀の準備を始めていた父をただただ頭に来て怒鳴った。
でも・・・父だって・・・・・いや!父の方が数倍辛かったに違いない!
大好きな(母)祖母が安心して逝けるように、そして、ちゃんと御見送りできるようにと、辛い気持ちを抱えながらも見送る側の義務を・・・責任を・・・全てを全うできるように、涙を堪え自分の遣るべき事をやっていたのだ。


親を見送るのは子の義務だ。
早かれ遅かれ その時 はやってくる。
父だって 大事な(母)祖母の為 に、それら辛い事柄を取り仕切っていたんだ。
だったら私も・・・・・
大事な・・・大好きな父が、安心して逝けるように辛い準備も・段取りも私が責任もってやる!
そう心に決めた。

でも 

大好きな父が今も頑張ってくれている・・・出来る限り一緒に居たい・・・共に過ごしたい。
それでも葬儀社の手配をしなければいけない現実・・・・・心が壊れてしまいそう。そんな気がした。

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comment

seabreeze
その時の気持ち、お察しします。泣いてしまいました。
その前後って本当にやらなければならない事がいっぱいあって、
全てに経済的な事も関係してやるせないですね。
本当は周りに知らせず、家族だけで静かに送るのが一番いいとおもうのだけれど・・・・。
2014.03.24 22:14
seabreezeさま
こんにちは^^です。

確かに・・・本当にその通りですよね。
よく「泣いてる暇がない」などと言われますが、まさしく泣いてる暇もありませんでした。
(あっ、泣いたのは勿論泣きましたが^^;)
アレやコレや、手続きやら何やらで遣らなければならない事が沢山ありすぎますよね。
しかも自分主導で・・・なんて、分からない事ばかりで全て手探り状態。
それでも我が家は「家族葬」だったので、少しはまだ楽だったのかも知れません。
ですが・・・
思った以上、全てに対して「お金がかかる」事に少々驚きました^^;
なぁ~んて・・・愚痴ってすみませんですe-263

seabreezeさま、温かきお言葉を下さり有難うございます!
心より感謝しておりますe-267
2014.03.25 11:08

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