--. . --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014. . 04

ホスピス(個室)1日目 何としても!

4月4日(金)

電話をしながら近くのドラッグストアで買い物を済ませ、再び病院へ戻った私。
洗面用具や夕食、病室内に居る事が長くなる為にスリッパも購入!
あとは父の為に ミネラルウォーター と ポカリ と スポンジ歯ブラシ も購入した。

病院へ戻り、個室の中でゴソゴソしていると、父が眠ったままベットごと個室へ移動してきた。
少しすると、移動する際の振動で気付いたのか父が目を覚ました。
しかし長い時間眠ったままだったので、自分が個室に移動した事を分からない様子の父。
目を開けた時には、兄も私も居るので少し ほっ! っとした表情を浮かべていた。

「父ちゃん、さっきね、個室に移動してきたんだよ^^今、居る部屋は個室だよ!分かる?」
そう声をかけると父は
「おお、そうか・・・」
とだけ言った。

「昨日の夜に、金曜日には病院へ泊る!って言ったけど、泊るのは家族の控室になっちゃうじゃん?
看護士さんに聞いたら個室が空いてるって言うから、だったらわざわざ家族の控室に泊まらなくても済むし!って思って、個室に移動させて貰ったんだ♪
今日はまだ木曜日だけど明日仕事休めるから、今日から何日かは病院へ泊れるよ!
後で姉ちゃんたちも来るけど、姉ちゃんも今日は泊るって言ってたよ^^」
そう言うと
「そうか、泊ってくれるのか・・・」
と、少しだけ嬉しそうな表情を見せてくれた。


暫くすると、急に泊る事になった姉が病院へ来る途中に買い物を済ませ、予定より大幅に遅れて到着した。
そして買い物の中身を見ると、姉もやはり スリッパ を買ってきていた^^;

個室に移動した事もあり、面会時間の規制にとらわれる事もなくなり、よほど騒いだりしなければ他の方に迷惑をかける事もない。
兄と私に義兄や姉、姪っ子も加わった事で、個室内はほんの少しほのぼのと穏やかな空間となった♪
特別何かしゃべる訳でもなかったが、そんなムードに父も穏やかな表情を浮かべていいた^^

途中、看護士さんも様子を看に来てくれたりしていたが
「 Sさん、良いですね^^皆さんお揃いで♪
眠剤もお好きな時に仰って下さいね!何時でも構いませんから^^」
などと仰ってくれていた。

しかしさすがに時間も9時をまわり、義兄や姪っ子、兄も自宅へと病院を後にした。
その後
「父ちゃん、眠剤どうする?看護士さんは何時でも良いですよ!って言ってくれたけど・・・」
と、父に聞いてみた。すると父はトイレに行ってから寝る!と言う。

父は、どんなに体力が低下して足に力が入らず、自力で歩けなくてもトイレに行く事を諦めない。
もう、この病院に入所してからはずっと おむつ をしていたのだが、それに甘んじる事はしなかった。

この時の父は既に食事を摂る事がなくなっていたし、ほぼ1日中眠っている状態で、動く体力も残されていない。
無理にトイレへ行く事で余計な体力も使うし、何よりも父が辛いのでは・・・?そう思い
「父ちゃん、無理にトイレへ行かなくても大丈夫だよ!ベットでも用を足せるから。」
そう言ったのだが
「嫌だよ!布団の上で用なんかたせねーよ!早くトイレへ連れて行け!」
と言い、あくまでもトイレへ行きたいと言う。

今の父は身体に力が入らず、トイレへ行くのを介助するのも1人の力では難しい。
どんなにやせ細っていたとしても、私1人では無理だし、姉の力をもってしても難しいと思われた。
兄ほどの力があってもベットから父を下ろし、また、ベットへ寝かせる作業は容易ではなかったから。

それでも どうしてもトイレへ行きたい! と言う父の気持ちを尊重すべく、姉と2人でトイレへ連れて行こうと試行錯誤していると
「早くしろよ!早く連れて行かないならお父さんはココでするぞ!」
と言い、徐に穿いていたパジャマのズボンごとおむつを脱ごうとした。

おむつをしているからこそ ベットでも大丈夫! なのに、おむつを脱いでしまったら意味がない!
早く!早く!と姉と2人アタフタしている時、今日の夜勤の看護士さんがタイミング良く病室を訪れた。
この看護士さんは以前、私がホットケーキを作った時に
「ホットケーキを作って下さったんですね~♪良い匂い♪美味しそうですね^^」
と、お声をかけて下さった方。
まだ随分とお若いと思われるその方は、背も大きく、(失礼な言い方だが)体格も良い。
そしていつも ニコニコ とされていて雰囲気のとっても良い方である^^

「あれ?どうされました^^?」
と聞かれ、焦りながら事情を説明すると
「おトイレですね?大丈夫ですよ^^私と行きましょう!」
と言い、幾ら体格が良いとはいえど1人の力では無理だと思われた。が!
さすがにそこは専門病棟の看護士さん!
事も無げに父をベットから下ろし車いすに乗せ、トイレへと連れて行ってくれた。
そしてトイレから戻ると、これまたアッサリと父をベットの上へ!

姉と私が2人掛かりでモタモタしていたのに、看護士さんはたった1人で・・・
しかも事も無げに成し遂げた事に感心しきりで言った。
「有難うございます!・・・でも、凄いですね!すみません、お手間を取らせました。」
すると看護士さん、ニコッと笑って
「いえいえ!全然お手間じゃありませんよ^^
私たちは仕事で慣れていますからね。ちょっとしたコツがあるんですよ^^
また何時でもお声を掛けて下さいね!」
と仰ってくれた。

無事にトイレへ行き、用がたせた事を父はとても喜んでいた。
私たちから見れば・・・余計な体力を使うぐらいなら無理にトイレへ行かずとも・・・
なんて思ってしまう。でも、それは 違う という事に気付く。
寝る 食べる 排出する
これはとても大事な事なのだ。父を見ていて改めて強く思う。

その後、父は眠剤を受け入れ眠りについたのだが、先日までとは違い、自分が眠ってしまっても傍に家族が居てくれる。
という安堵感が見てとれた。


トイレへ行きたくなったら
「また何時でも仰って下さいね^^」
と言って頂いたものの・・・・・
父が自らトイレへ行けたのは、この日・この時が最後になってしまった。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
にほんブログ村
     ↑
お手数をお掛けして申し訳ありません。
押して頂けると嬉しゅうございます(。・人・`。))
スポンサーサイト

comment

ハヤシ
みいーさん、ブログ書いてくれてありがとう。うちの父の時と色々情景が似てるので懐かしく読ませて頂いています。うちの父も最後までトイレに行きたがりましたよ。私にかけてくれた父の最後の言葉は、「しょんべん!」でしたっけ。看護師さん、頼もしいですね。うちは夜中寝ぼけて父を担ごうとして力が入らず廊下に落とした事がありました。今となっては良い思い出です。
2014.04.04 14:38
ハヤシさま
こんにちは^^です。

ブログ書いてくれてありがとう
だ...なんて、とんでもございませんe-330
こちらこそです!
このような駄ブログにご訪問下さいまして有難うございます^^
わざわざコメントまで入れて下さって感謝しきりでございますe-267

ハヤシさまのお父様も、やはり最後までご自分でトイレへ行こうとなさってたんですね。
廊下に落とされてしまわれた、との事ですが、分かるような気が致します^^;
力が抜けた人間て、例え体重が軽かったとしても、中々に重いものですよねe-330
しかし看護師さんには驚きました!
仰る通りでとても頼もしく思いましたね~♪
そして、さすがだなぁ~!と感心&感謝しましてございます^^

父が亡くなり二年が経とうとしてますが、私も当時の事をよく思い出します。
当時は辛い時もありましたが、今となっては全てが良い思い出になっております^^

ハヤシさま、お優しくも温かいお言葉を下さって本当に有難うございました!
心より感謝致しておりますe-267
2014.04.04 23:33
お父さん大好きな娘。
初めまして。
少し前から、一番最初のページから読ませていただき初めて、本日、こちらのページにたどり着きました。
私の父は、昨年9月中頃に膵臓癌たステージが4b(腹水がたまっており、腹水に癌が散らばっている腹膜転移?)でした。そして11月初旬に亡くなりました。
私もみーさんと同じようにファザコンでしたので、病気が分かった時が一番、父がいなくなるという悲しみが辛い毎日でした。
ですが、一生懸命生きてくれて、命の大切さを教えてくれたを誇りに思う今があります("⌒∇⌒")
みーさんのお父様も一度言い出したら聞かない等読ませていただくと、一緒だったなぁと涙が出てきました。
今も会いたくて涙が出てくるのですが、私の4才の娘がじいじに会いたくてよく泣くので余計に涙が出て、上の娘に慰められています。
みーさんの気持ちがひしひしと伝わって来て涙を流しながらですが、みーさんの優しさがすごくわかります(*^^*)
お父様も自慢の娘だったのがわかります(*^▽^*)

みーさん、お母様、義理のお兄様のお身体は少しは落ち着かれていらっしゃっていますか?
とても心配です。
どうかお身体をご自愛いただきたく思います。
また、拝見させていただきます。
長々と読みづらい文になりましたが、申し訳ございません(  ̄▽ ̄)
2014.04.05 00:35
お父さん大好きな娘。さま
こんにちは!はじめまして!です^^

お父さん大好きな娘。さま、このような駄ブログにご訪問下さいまして有難うございます!
自分で言うのも何なんですが.....こんなに無駄に長く、読みづらいブログを.....
事もあろうに最初からご覧下さったなんてe-330
お時間掛かったんじゃないでしょうか?お疲れになられたのではないでしょうか?と、心配です。
お手を煩わせてすみませんでした。有難うございましたe-267

お父様、父と同じ膵臓癌だったんですね.....
発覚から2ヶ月足らずで亡くなられたなんて、ご本人は無論ですがご家族様もどんなにかお辛く、ご無念だった事でしょうか.....
存じ上げなかったとは言え、そして遅くなりましたが
お父様のご冥福を心よりお祈り致します。

まだ亡くなられて半年も経っていないんですもの、心の整理もつけられませんよね...
悲しまれるのも当然の事と思います。
私は場所を選ばず、自然と涙が溢れて泣いてしまう事が何度となくありました。
最近でさえ、やっとその様な事が無くなりましたが、今でも毎日父の事は思い出します。

お父さん大好きな娘。さまの娘ちゃん...じいじに会いたくて泣いてしまなんて.....
娘さんだけじゃく、お孫さんにもとっても好かれていたんですね♪
お父様はどんなにかお喜びになられてるのではないでしょうか^^

私なんぞが偉そうな事を申し上げるようで恐縮ですが...
沢山泣いて良いのだと思います。
泣いて泣いて、色々な事を沢山思い出して、そうして少しずつ心の整理がついていくのではないか?と思います。
なんて...何も存じ上げない私が分かったような事を申し上げてすみませんですe-330

お父さん大好きな娘。さま、私の事を 優しい だなんて仰って下さって有難うございます!
滅多に言われる事がないので、お恥ずかしいですが嬉しいです^^

まだまだ悲しみも癒えぬお辛い事と思われますのに、私なんぞにお優しいお言葉をかけて下さり本当に有難うございますe-267
そして母や義兄の事をも気にかけ、ご心配下さる言葉を.....
重ねてお礼申し上げます。
お陰様で母は今のところ再発もなく、徐々にですが元気を取り戻しつつあります。
義兄も良い状態をキープしつつ、毎日を過ごせております!

お父さん大好きな娘。さま、ご自身こそどうぞお身体十分にご自愛なさって下さいませね!
お子様もいらっしゃるようですし、毎日がお忙しく色々と大変だと思われます。
どうかご無理し過ぎる事がありませんように、お心、お身体を大事にして下さいませ!
コメントを下さり、本当に有難うございました!心より感謝申し上げますe-267
2014.04.05 10:13
seabreeze
こんにちは
私の父もがんではありませんでしたが入退院を繰り返していました。
でも病院では一応治療が終わるとずっとおいてはくれず退院を迫るんですね。
でも、点滴していたり、痰の吸引はどんなに本人が家に帰りたいと行っても不可能で(弟夫婦は商売をしていますので)いわゆる老人病院へ転院せざるを得ませんでした。
そこでたった17日間で家族にも見とられす夜中に一人で逝ってしまったのがかわいそうでなりません。
父に対してはそれが本当に申し訳なくて心残りなんですよ。


まだ総合病院に入院中、私や弟、妹が交代で泊まっていたのですが、やはり排出に関してはとても気になるのですね。
おむつをしていてもほんの少しでただけでも「看護婦さんを呼んで」と夜中でも何回も言うのです。
患者さんはお父さん一人では無いから少し待っていて・・・といってもなかなか理解できず、「看護婦さん、看護婦さん」と言ってました。
そのため、私が一度夜中におむつを替えることにしたのですが、
老人でも男の人は重たい!
本当に大変で後で見たらおむつ、裏表でしたよ。
やはり、看護師さんたちはプロ、さすがですよね。

それからお名前(seabreeze様)でコメントみい~さんだったのね、有難う。
2014.04.05 17:05
seabreezeさま
こんにちは^^です。
せっかくコメントを下さったのに、お礼が遅くなりまして申し訳ありませんですe-330
そして・・・
そうなんです。自分の名前を入れず、seabreezeさまのお名前でコメントを入れさせて貰ってしまったのは私でございますe-263
ほんと・・・すみませんでしたe-442

お父様もやはりそうでらしたんですね・・・
何処かで聞いた話ですが、自分でトイレへ行く事ができなくなると、それがきっかけになると言う訳ではないそうですが、その後は寝たきり(?)昏睡状態(?)の様な状態へと悪化していくと聞いた事があります。
その真意は定かではありませんが、父は確かにトイレへ行く事が出来なくなってから。
と、申しますか、トイレへ行く気力(なのでしょうか?)を無くしてからは、途端に昏睡状態のようになりました。
まるで気力を振り絞り、意識或るうちは何が何でも自分の足でトイレへ!
そんな鬼気迫るような感じでありました。

患者の希望に沿えるよう、意思を尊重できるようにと、我々家族も出来る限りの事は全てしたいと行動していても・・・
それでも、やはり全てが全て出来るとは限りませんよねe-263
どうしても無理な事はありますものe-444
それが後々に心残りとして胸に引っかかってしまい、後悔と言うかたちになってしまうのも、身を持って実感したような気が致しております。

・・・seabreezeさま、すみません。
おむつが裏表 ← ちょっと笑ってしまいました^^;
その時の状況を考えると、とてもそれどころではなく、どれほど大変な事だったと十分に分かっていながらも、でも、何か微笑ましいような気がしちゃいました^^

いつもお気遣い下さり、お優しくも温かいお言葉を下さり本当に有難うございます!
いつもの事ではございますが、心より感謝・感謝でございますe-267
2014.04.07 10:22

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://mie120.blog107.fc2.com/tb.php/421-bc3c4dd4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。