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2014. . 16

ホスピス(個室)3日目 謎のパーティション

4月16日(水)

ホスピス病棟の個室に移動して2日目の夜。
この日は母や兄も病院へ泊る為、一度は自宅に帰ったものの、再度病院へ戻ってきた。
仮眠や食事、また、お風呂も済ませるために帰ったのだが、姉と私のように、仮眠をとる事はできなかったらしい。

幾ら病室にソファがあり、ゆったりと座る事が出来たとて・・・
高齢で病み上がりでもある母を、一晩中病室に居させるわけにもいかないし、4人で 寝ずの番 をしてもしょうがない。
なので、この日は家族の控室をお借りして、母には布団で休んで貰う事にした。
兄や姉、私も眠くなったら交代で控室で休もうという事にし、夜中までは兄弟3人で父の傍にいた。
が、元々兄は夜更かしする事が少ないため 目を開けて寝ている かの如く^^;
何だか可哀想なので、姉と声をかけ先に休んで貰う事にして、結局この日も姉と2人で寝ずの番をした。

時折見せる父の 眉間の皺 を見逃す事無く、都度、看護士さんを呼んで薬を追加して貰う。
度々それを繰り返し、気が付けば夜が明けていた。


ホスピス(個室)3日目を迎えた(一昨年の)3月31日(土)。
朝を迎え、眠りから覚めた母や兄が病室へ戻ってくる。
その後、それぞれ朝食を済ませ、今度は姉と私が仮眠をとる為に家族の控室へ!

1~2時間は眠れたのだろうか?
ウトウトする程度の睡眠は、姉の娘であるK美の声で起こされた^^;
少しでも姉や私の負担を減らすべく、そして2日間も母親と共に居る事が出来ないK美の為に、義兄がK美を連れてお見舞いに来てくれたのだった。

K美は半分泣きながら、ガラッ!っと部屋のドアを勢いよく開け
「ママ~・・・Kちゃんもママと一緒に寝る~゜゜(´□`。)°」
そう言いながら、眠くもないと思われるK美は姉の布団へ潜り込み甘えていた。
だが姉は姉で、まだ私が寝ているのだと勘違いして
「一緒に寝る^^?・・・んじゃ、寝よっか!
でも、隣でみぃー。ちゃんはまだ寝てるから、起こしたら可哀想だから泣かないの!しぃ~!静かにね!」
と、お気遣い下さっていたが、私はスッカリ目が覚めてしまった^^;

「おっ!K美、来てくれたの^^?有難うね♪
みぃー。ちゃんはもう起きるから、ママと少しゆっくりお昼寝しな^^」
そう言って私は病室へと戻り、親子水入らずで暫し過ごしてもらった。



この日の父は午後をまわっても起きる事がなく、ただただ眠っていた。
姉やK美も病室へと戻ってきたものの、総勢6名がワラワラと病室に居るだけで特別やる事もない!
そんな時、看護士さんが父のお世話をしに病室へと来てくれた。
「すみませんが、ちょっとの間だけ外で待ってて頂けますか^^?」
そう言われ、父を看護士さんにお任せし、皆病室を出てラウンジへと移動した暫し後・・・
またもや謎のパーティションを看護士さん数人が運んできた!

以前は
「患者さんが通られるのでコレ(パーティション)を置かせて貰いますね^^」
そう言われた。
お風呂上がりの患者さんがストレッチャーに乗られて病室へ戻るんだろうな!と思い、敢て見ないようにしていたのだが、この日はパーティションを配置しているにも関わらず
「すみませんが、お声をかけさせて頂くまで少しの間、こちら(ラウンジ)から移動して頂いても宜しいでしょうか^^?」
そう言われ、病室にも戻れない私たちは奥まった所にある部屋へと移動した。
その部屋は、患者さん専用のお風呂がある場所に近かったため
「この部屋で待ってて良いのかね?」
皆、口々にそんな事を言っていたのだが、どうやら お風呂 は関係がなかったようだ。


この謎だと思われたパーティション。
患者さんが通るのを他の方に見られないようにと配慮して置かれている。
しかし患者さんだけを配慮している訳ではなかった。
それは 患者さん と 患者さんのご遺族 を配慮してのものだった。

私たちが待機していた部屋の近くには公衆電話がある。
その電話で話す方の声、話している内容でその事が分かった。

つい数十分前?数時間前?までこのホスピス病棟で・・・
最期の最期までご自分の力の限り頑張られ、その生命を全うされた方が、ご自宅へと戻られるために通られていたのだ。
その事を知り、お顔もお名前も存じ上げない方ではあるが

「お疲れ様でした。どうぞ安らかにお休み下さい。」

そんな思いで、心の中でその方をお見送りさせて頂きながら涙が溢れ出た。

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