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2014. . 17

ホスピス(個室)3日目 繋ぐ手

4月17日(木)

パーティションの謎は解明されたものの、それは実は喜べる事(患者さんの入浴とか)ではなかった。
心の中でお見送りをさせて頂いた数十分後、気持ちをリセットして父の病室へ戻る。

またこの日も家族の控室をお借りして、母と兄も再度泊る事にしていた為、先に姉と私が一旦自宅へと戻る事にした。
K美を連れて来てくれた義兄は、土曜日で仕事がある為一足先に病院を出ていたので、姉の車でK美と私の3人での車中。
K美は姉と離れて過ごした2日間がたまらなく寂しかったのだろう。
姉や私と共に、一緒に病院へ泊りたいと何度も言っていた。
だが姉は首を縦には振らず、やんわりと断り、一緒に泊まれない理由を諭していた時、

「ママ・・・お祖父ちゃんとKちゃん、どっちが好きなの(T-T )?
お祖父ちゃんの方が大事で・・・Kちゃんの事は大事じゃないの(´A`。)?」
などとK美が言い出した。
そんな思いを幼いK美にさせてしまった事が、たまらなく申し訳ない気持ちになった私だが、思わず
「ママの彼女かよっ( ̄∇ ̄;) 」
と、突っ込んでしまった。
その後「しまった!」と我に返りフォローに努める^^;

「K美・・・今はお祖父ちゃん病気でね、病院にお泊りしてなくちゃいけないんだよね。
お祖父ちゃん、1人ぼっちで病院にお泊りするの可哀想だよね・・・
だからね、ママとみぃー。ちゃんが一緒にお泊りしているんだけど、でもK美は寂しいよね。
だけど、K美が良い子でママをお祖父ちゃんの所にお泊りさせてくれてるから、ママは安心してお祖父ちゃんの所にお泊りが出来てるんだよ^^
お祖父ちゃんは今、ちゃんとお喋りできないけど・・・きっとK美に有難う!って、感謝していると思うよ!
自分も寂しいのに、病気のお祖父ちゃんの為にママを泊まらせてくれて、ごめんね!有難うね^^って。」

そう言うと、姉も
「寂しい思いをさせて本当にごめんねぇ~
お祖父ちゃんはママのお父さんだから勿論大事だよ・・・でもね、ママが1番大好きで1番大事なのはK美だよ^^」

するとK美は半べそで、でも、分かってくれたようで
「うん・・・分かった。お祖父ちゃん、1人で可哀想だもんね(´_`。)」
と、何とか納得してくれたようだった。

そのやり取りを見ていた私・・・
親子の愛情をひしひしと感じ、何だか、胸と目頭が熱くなった。



そして各々の自宅へ帰り、お風呂や所要を済ませた姉と私は、再び父の待つ病院へと戻る。
今度は母と兄に自宅へと一旦帰って貰っていた時の出来事。

父は昨晩から1度も起きる事はなく、ずっと眠り続けていたようで、然程痛みを訴える事(眉間に皺)もなかったようだ。
観てはいないが病室内のテレビをずっと点け続け、何となくボケェ~と時間は過ぎていく・・・
何となくずっと父の手を握っていた私。
ふと父の手が動いたかと思うと、私が一方的に握っていた父の手が私の手を払い、私の手を握り直し手を繋ぐかたちとなった。

私が父の手を握る → 時折父が手を握り返してくれる
という事は何度かあった。でも、手を繋ぐその手がまるで
「親が幼い我が子と手を繋ぎ、繋いだ手を軽く揺らしながら歩いているよう」
に、父が私と手を繋ぎ、軽く ぶぅ~んぶぅ~ん と揺らしてきた!
私は何だか幼い子供の様に嬉しくなり、姉が見ているのも気にせず一緒に手を揺らしながら
「父ちゃん♪父ちゃん♪」
と、暫くの間手を繋いだまま父を呼び続けていた。
その様子をずっと見ていた姉は
「お前は小さい子供かっ!^^;」
と言いたげな顔で、呆れたような顔で私を見ていた。・・・その時。

調子にのってずっと私が「父ちゃん♪父ちゃん♪」と言いながら手を揺らしていたのがウザかったのか
ぶぅ~んぶぅ~ん と軽く揺らしていた手に父は大きく反動をつけ、私の手を ポイッ! とほっぽりなげたΣ( ̄ロ ̄lll)
そして気のせいではなく、眠り続けている父の顔が一瞬 ニヤッ!と、したり顔になった!

それを一部始終見ていた姉、勿論父の したり顔 も見逃さなかったわけで
「みぃー。(笑)父ちゃんがいい加減にしろっ!うるさいってさ!(笑)
ははは・・・ポイッ!ってされてやんの!( ̄ー ̄) 」
と、冷水を浴びせかけるような言葉を言い放ち、我に返った私もその事が可笑しくなった。

こんな時でも父ちゃんはほんと、父ちゃんらしい^^;
さっきまで痛みを訴えたりしてたのに、ニヤッ!っと したり顔 をするなんて・・・
父ちゃんはきっと無意識の中でも(?)姉や私に 

暗い顔ばっかりするな! 心配ばっかりするな!

と言ってくれているのかな^^?
そんな風に思えた出来事であった。

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comment

お父さん大好き娘
こんにちは。
コメントをさせていただいた後もちょくちょく覗かせていただいていたのですが、かあ号泣してしまいました。
私も、父が亡くなる2日前(父は、亡くなる5日程前からずっと寝ていたので、話せないのか時折うーあーと言っているだけで会話はなかったのですが)、仮眠する時にずっと手を繋いでいて、みーさんの気持ちが痛いほどわかりました。

みーさんとはお会いした事もないのですが、このブログを読ませていただく度に、みーさんの人柄が大好きになりました。
私にも仲のよいお友達もいて皆大好きですが、みーさんのような方もいてくれたらと思います。
優しいみーさん、お父様やお母様、みーさんのご家族がそのように育てられたのですね!
2014.04.17 12:28
お父さん大好き娘さま
こんにちは^^です。

お父さん大好き娘さまも、やはりずっと手を繋がれておいでだったんですね^^
ほんと、お互いに結構なファザコンですねぇ~~~e-343
と、勝手な仲間意識ですみません^^;でも、なんかとっても嬉しいですe-267

話が出来る状態ではなくても、傍に居て手を握っているだけで、気持ちが伝わってるような気持ちがしますよね!温もりを感じると申しましょうか・・・
よく「聴力は最後の最期まで残っている」と言われてますが、私は泣いてしまいそうで話しかける事が中々できませんでした^^;
本当なら今までの感謝を伝えたりと、色々と話しかけたかったのが本音ですが、声に出したら泣きじゃくってしまいそうで・・・
なので結果、手を握って無言で話しかけておりました。
きっと・・・多分ですが、何かしらの思いは伝わっていたのではないか^^?と思っております。
ってか、伝わってたら良いな♪と思います^^
お父さん大好き娘さま、貴女様のお気持ちも、私の気持ちも、きっときっと双方の父親に届いてますよね^^?

そしてそして!
こんな読み辛いブログに度々お越し下さって有難うございます!
お越し下さるだけでも有難いのに・・・私なんぞをお褒め下さるお言葉まで・・・
何とお礼を申し上げて良いものか・・・?と悩むほどに嬉しいですe-267
本当に有難うございます^^
こんな私でも宜しければ、是非!お友達になって下さいませ。ですe-343
でも・・・見た目は おばさん な私ですが、性格も行動も、中身はただの おっさん です^^;ハハハ

お父さん大好き娘さま、お優しいお心遣い、温かいお言葉を有難うございます^^
心より感謝、感謝でございますe-267


2014.04.18 11:06

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