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2014. . 10

ホスピス(個室)6日目 呼吸と過呼吸

5月10日(土)

兄と仕事の事について話し終えた後、病室に戻った。
本当なら母と兄は自宅へと戻る筈であった。が、昼間の父を見たためか不安だったのだろう。
この日は急遽、母と兄も再度病院へ泊る事に決めたようだ。

昼間からずっと付き添って疲れていた母を休ませる為、家族の控室を借り、母には先に休んで貰う事にした。
病室には兄と姉、私の3人が父に付き添っていたがこれと言って話もせず。
姉は取り敢えずテレビの方に顔を向け、観ているとも思えない様子で座っている。
兄は寝ている父の全体を眺めているかのようであった。
そして私は私で、この個室に移動する事になったきっかけでもある「父の呼吸の仕方」を相も変わらずに看ていた。

特別に時間を計っていた訳ではない。
でも、父の呼吸はおおよそだが1分間で6~9回くらいまで減っていたり・・・
そうかと思うと突然に増えたり、増えすぎたりしている。

あまりにも長い時間、呼吸が止まっていたりすると
「おおーい!父ちゃん!息をしてよ!吸ったら吐かなきゃ死んじゃうよ
と、心の中でハラハラする事この上なく。
かと言ってあまりにも呼吸が早くなり過ぎても心配で心配でヒヤヒヤ

そんな折・・・ふと気付くと、父以外の異常な息遣いが聞こえてきた。
・・・と、思った時には 時すでに遅し!
気が付きゃ自分の身体が「あれ?地震か?」と錯覚したほど、前後に揺れている。
手足は冷たく頭も痺れている。
そして、おまけに息がちゃんと出来ていないようで苦しい!

「ちっ!やっちまったぜ!こりゃ過呼吸だ

私は近くにあった紙袋を無言で口にあて、何事もなかったようにスーハースーハーと呼吸をしていた。
兄と姉はそんな私を暫しボー然と眺めていたが、姉の方が先に口を開いた。
「みぃー。・・・おまえ・・・何やってんの?」
その問いかけを無視していると、今度は半笑で聞いてきた。
「おまえ・・・アレでしょ?
父ちゃんをずっと見続けて、自分でも無意識で父ちゃんと同じような呼吸の仕方をしてたんでしょ?
んで、気付いたら過呼吸になってたと・・・?」
そう問われ、あまりの図星に恥ずかしくなり無言のまま頷いた私^^;

暫く紙袋を使いスーハーしていたが、改善しないままでいる私に真面目な兄は心配をしてくれたようで
「みぃー。大丈夫か?ずっと病室に居て緊張してるから治らないんじゃないか?
お兄ちゃんはまだ眠くないし大丈夫だから、少しラウンジに行って息抜きしてきた方が良いんじゃないの?」
と、真面目な兄ではあるが、やはり半笑で私に言った。

「んじゃ、お言葉に甘えて^^;」
そう言って、消灯時間もとうに過ぎた暗闇の中、紙袋を口にあてガサゴソ・・・スーハー・・・しながらラウンジにたたずむ私。
ラウンジの目の前にあるナースステーションの中、この日の夜勤の看護師さんが
「この人・・・この暗闇の中・・・・・なにやってるの?」
と、不審そうな顔で私を見ていたっけ!


そんなこんなで小2時間近く過呼吸は続き・・・
やっと状態が治まった頃に病室へ戻り、兄とバトンタッチ。
姉はニヤニヤしながら
「おまえ・・・大丈夫?気になるのは分かるけど、あまり父ちゃんを見つめ続けない方が良いよ^^;」
と、違う意味でご心配下さった(‐_‐;)



昔は過呼吸になると
「このまま息が出来なくて死んじゃうのか
なんてメチャクチャ焦った事が何度もある。
今で言う、所謂「パニック障害」なんだろうけど、ただ父を見つめていただけで過呼吸になろうとは夢にも思わなかった。
っつーか・・・
姉も言ってたけど、(無意識で)父と同じリズムで呼吸をしていて過呼吸に陥った。
って事は?
痛みを訴えず、穏やかに眠っているように見える父は、父の呼吸の仕方は・・・
それほどまでに普通ではないという事だ!

ただ傍に居るだけで、苦しさも、辛さも代わってあげる事なんて出来ない。
時折痰が絡んだような「ゴロゴロ」と喉がなる。
「死を看取る」に書いてあった事が次々と父の身におきる。

書いてあった事を全て鵜吞みにはしていないし、全部が全部そうだとは限らないとも書いてあったけど・・・
でも、次から次へおこる事が当てはまると考えてしまう。
ただ、だとしたら・・・
最期は尿の量も減る。と書いてあった。
でも、父の尿は減る事はなく順調に(?)出続けている。
そう考えれば、父はまだ大丈夫!そう思う事が出来た。
そう思うようにして自分を奮い立たせていた。

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Jam
こんにちは

過呼吸になってしまった過程 
ちょっと状況は違うけれどわかる気がします

私も夜間術後のダンナが個室で寝ているときの呼吸を気にしていました
もともと無呼吸症候群のあるダンナが 舌の手術をしたので
その呼吸の不安定なこと、こちらも不安になりますよね

私以前に何かの本で読んだことを実践してみようと思い、自分の呼吸のリズムをダンナに同調させようと ねてるダンナの意識下に伝わるようすこし私の呼吸の音?を大きくするよう意識しました
時間もかかりこちらも相当集中しまして疲れましたが
そうすると意外にも ダンナの呼吸リズム整ったんですよ
(整ったかのように思えただけかもしれませんが)
私はその時元気だったから、こちらのもつチカラのようなものが弱ってるもののほうにこそに流せたらなあと ただそう思ったので

それにしても じっとお父様を見つめ続けていらっしゃったなんて
ほんとうに愛情深い・・・


2014.05.14 09:29
Jamさま
こんにちは^^です

「ほんとうに愛情深い」だなんて・・・良いように仰って下さって有難うございます^^;
いやぁ~~~・・・ミイラ取りがミイラになってしまった!感が否めませんで、何ともお恥ずかしい限りでございますe-263
見る気もなしで、でも、気が付くとついつい父を見つめてしまっていました^^;
で、私の場合は無意識で父の呼吸に同調してしまっていたのですが・・・

なるほど!Jamさまが仰る通り、逆パターンも可能なんですね~!
現在、私の同居人である(元)旦那もなんですが、無呼吸症候群があるんですよ^^;
それだけじゃなく、イビキに寝言に金縛りもしょっちゅうで、同じ部屋に寝てる私は落ち着いて眠れないと言う・・・
ですが逆に、自分が眠れない時に(元)旦那が安らかな呼吸をしていると、(元)旦那の呼吸のリズムに自分の呼吸を同調すると寝付く事ができるのは発見済みでした。
が!
そうですよね~~~それが出来るのだから、Jamさまが仰る事も出来ない訳はないんですよね!
何だか、目からウロコ的な・・・妙に感心&納得でございます^^
良い事を教えて下さって有難うございます!(元)旦那にも頑張って試してみようと思います^^
って、どぉーでもいいワタクシ事を長々とすみませんです^^;

話を戻しまして・・・
私の母も元々イビキや無呼吸っぽい感じだったのですが、舌癌の術後など確かに気になりました。
ただ、何なんでしょうねぇ・・・私って母に対して冷たいのかも?知れないのですが^^;
「母を見つめ続けてしまっていた事」がないんですよねぇ~・・・なので母の時は全くそのような事がございませんで、ほんと、冷たい娘でございますe-350

なんか・・・
支離滅裂な事ばかり・・・せっかく下さったコメントへ、ちゃんとお礼も出来ておりませんで申し訳ありませんですe-263
Jamさま、今日もお優しいお心遣いと温かなお言葉を有難うございました!
心より感謝・感謝でございますe-267


ps 西原さんの全部読みました^^
  さすが!と言った感じで、内容も興味深いし言い回しやなんかも面白かったです♪
2014.05.14 13:19

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