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2014. . 15

ホスピス(個室)7日目 I 崎さん

5月15日(木)

痛みを訴える父を見るたび、薬の変更を不満に思う姉と私。
今朝まで穏やかに眠っていたのに・・・
これと言って今までの薬で問題があるようには見えなかったのに・・・

夜勤の I 崎さんが2度目に病室を訪れた時に聞いてみた。
「兄に聞いたのですが・・・
私たちが一旦自宅に戻っている時に若先生が薬を変更すると仰ったとの事で、薬を変更されてからなのか、父が頻繁に痛みを訴えてくるようになったように思うのですが・・・
また変更前のものに変えて貰う訳にはいかないのでしょうか?」
そう言うと I 崎さんは
「そうらしいですね・・・私も夜勤の交代の時にその旨を聞きました。
薬の変更に関しては、私の一存でどうこうできる事ではないので医師に確認をしなければ何とも言えません。
今日はもう、若先生は帰宅されてしまいまして・・・・・
すみませんが確認が取れるのは、明朝!という事になってしまいます。」
と仰った。


ホスピス病棟では、夜勤の看護師さんが少ないとはいえ、1時間おきには看回りに来てくれる。
勿論、看回り以外でもナースコールを呼べば直ぐに来てくれる。
大部屋に居た時は、付き添いで泊る事もなかったので何とも言えないが、個室に移動し、姉と私が必ず”寝ずの番”で付き添っているからなのか?
はたまた、急速に看護師さんたちと仲良く(?)なったからなのか?
それはよく分からないけど・・・
1時間経っていなくても、ナースコールを呼ばなくても、コマメに様子を看に病室を訪れてくれる。

I 崎さんが3度目に病室を訪れた時は、看回りでもなく、ナースコールで呼んだわけでもなかった。
なんとなぁ~く病室に顔を覗かせ、小声で
「Sさぁ~ん、その後お父様はいかがですかぁ~?」
と、私たちに声を掛けてくれた。
「あ、はい。お陰様で今は少し落ち着いています^^」
そう返事を返すと「良かったです~^^」と言いながら病室内に入ってきてくれる。

I 崎さん、ホタルちゃん、体格の良い頼れる看護師さん、手塚〇美さんに似た、特に仲良くなった看護師さんたち。
有難い事に、皆さんマメに病室へ顔を覗かせてくれる。
最初は私たちが”寝ずの番”をしている事に少々驚かれたようで、皆さん口を揃えたように
「あれ?まだ起きてらっしゃるのですか^^?
私たちも看回ってますし・・・そんなにずっと起きてらしてなくても大丈夫ですよ!」
そう言われていた。
例え姉と交代で仮眠をとっていても、看護師さんが病室のドアを コソォ~ と開ける僅かな物音で目を覚ましていた。
なので、姉や私が寝ている姿を看護師さんたちが見る事は1度としてなかった。
だからなのか?余計に看護師さんたちは父だけでなく、姉や私の事も気にかけてくれていたのだろう。
そして
これは憶測だが、看護師さんも手が空いている時は様子を看がてら、雑談をしに来てくれていたのかもしれない^^
その時は決まって病室のドアを コソォ~ と開け、小声で「大丈夫ですかぁ~^^?」と姉や私の反応があるかを確認してから病室の中へ入ってきてくれていた^^


この時も I 崎さんは(一応^^?)薬の確認や何やらはしてくれていた。
看護師さんのシフトがどうなっているのかは良く解らないが・・・多分、大分、変則的なように思う。
この前日、I 崎さんはお休みで、その前の日も(確か)日勤だったように思うのだが、ここ2日間ほど満足にお会いした記憶がない。
報告?ではないのだが、I 崎さんとお会いできなかった時の事など、色々とお話ししていた。
その延長戦・・・と言うか、どんな経緯でその会話になったかは覚えてないが、会話は父の「競馬好き」について。

I 崎さん 「前もベット脇に競馬新聞がありましたが、お父様は競馬がお好きなんですか^^?」
姉・私  「そうなんですよぉ~~~!ココ(病院)に来たばかりの時も、しっかりと馬券を買ってました^^;」
I 崎さん 「そうなんですか^^;・・・実は私の父も、大の競馬好きなんですけど、私の子供の頃は父に連れられて、よく競馬場に連れて行かれてましたよ^^;」
姉・私  「あっ!一緒です!でも、父の場合は私たちを連れて行ったのは1回だけで・・・・・
      ただ、兄の事は”動物園へ連れて行ってやる!”と言って何度か母を騙し・・・
      兄を遊びに連れて行くと言う大義名分のもと、競馬場に行っていたらしいです^^;
      兄も後に言ってました。”動物園”に行ったはずなのに”馬しかいなかった”って^^;」

そんな会話で大分盛り上がった私たち。すると I 崎さんが
「そうだったんですね・・・・・もっと早く知っていたら、Sさんともっと沢山コミュニケーションがとれたのに・・・・・
もっと仲良くなれて、もっと沢山のお話ができたのに・・・・・」
そう眠っている父に語りかけた。
そして真剣な表情で、顔は父の方を向きながらも姉と私に言った。
「お父様は本当に偉いです。立派です。」
その言葉に一瞬「うん?何で?」と、競馬好きの話から何で「お褒め下さるのか^^?」と、真意が読み取れないでいたのだが、少し間を開けて言葉を続けた。

「お父様は・・・ご自分の身体で、身を持って私たちに教えて下さっているのです。
人間とは・・・・・人の身体が枯れて行く様を、人生を最期の最期まで全うされていく様を、ちゃんと命を全うされていく姿を、こうして残される私たち、ご家族様に見せてくれて、教えてくれているのです。
愛するご家族様に、残していくご家族様へちゃんとご挨拶され、義理を通されお言葉も残して・・・・・
本当にご立派です・・・」

その言葉を言いながら、I 崎さんは目に涙を浮かべられていた。
そしてその言葉を聞いた私たちも思った。
「そうか・・・父ちゃんは”人として人生を全うしていく姿”を、身を持って私たちに教えてくれてるんだ。」と。


I 崎さんは「父が教えてくれている」と仰ってくれたけど・・・
私たちは I 崎さんの言葉で「その事」に目を向け、気付く事が出来ました。
そして父の事を、もっとずっと尊敬する事が出来ました。
この言葉は一生忘れません。
私たちに大事な事を気付かせてくれた I 崎さん、心から感謝いたします。
本当に有難う!

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ダメですね~。
ここへ来る時は お化粧とるときでないと 来れないですわ(:_;)

お父様の頑張っている姿、母の姿に重ね合わせてしまいます。

でも みぃーさんは ちゃんとずっとお父様のそばについてらっしゃったけど 私には仕事でできなかった。
一度目の危篤の後 せめて1度ぐらいそばについているべきではなかったのかと 悔やまれてなりません。

お互い、最後まで頑張った姿、絶対忘れませんよね。
2014.05.15 20:40
華さま
お早うございます^^

お忙しい中、わざわざコメントを有難うございます!突然ではございますが・・・
は な さ まっ!
お仕事が忙しいのは分かります。
病院へ行くと時間も労力もお金も掛かるのは分かります。
面倒くさいのも十分分かります。
でも
身体全てを(脳のMRIも含めて)ちゃんと検査して貰って下さいよっo(`ω´*)o
お願いしますよぉ~~~e-330
もちろん華さまが仰る、根本的なところから改善していく為の、生活習慣から見直されてるのはとっても大事で必要でいい事だと思います。
でも、でも・・・・・
心配なんですよっe-263

押しつけがましく余計なお世話 なのも十分に承知しているのですが、とにかく心配です(´ω`。)
お時間見つけて、是非、病院へ レッツラゴー! って事で宜しくお願いしますねぇ。


(勝手に)話は変わりますが・・・
華さまのブログを読ませて頂いて、お母様の時の華さまの対応や行動は、お忙しく行動なされる、その時の華さまが出来うる以上の事をなさっておられたように私は感じております。
今までブログを読ませて頂いても、華さまが感じておられる事を私がとやかく言う事は、全くのお門違いだと思っているのでコメントさせて貰わないでおりました。
ですが、もし、私が華さまのお立場だったら?と考えましたところ、私には到底、華さまと同じようには行動できませんでした。
病院の医師に対してもそうです。
また、病院を転院するためにも華さまはご尽力されていて、その他にもご家族の事もおありでしたのに・・・
それでも華さまは悔やまれておられ、時折ご自分を諌めるようなご様子。
なんて志の高い方なのだろう。
読ませて頂きながら、常々私はそう思っておりました。

ごめんなさい・・・勝手な事を申し上げました。
ご気分害されたら申し訳ありませんです。

私は自営ではなく会社員で、有難い事に社長の温情があったからこそ父に付き添う事が出来ました。
普通の会社であれば、とっくにクビになっててもおかしくありません。
と、言うかクビになってますよね。
それに物凄く甘えさせて貰った、図々しい私です。社会人としては失格です。
反省です(‐_‐;)

私の馬鹿さ加減はこのへんで・・・・・
長々とごめんなさい。

とにもかくにもですが
華さま、お優しいお心遣い、コメントを有難うございました!
お身体十分にご自愛なさって下さいませね~~~(>人<*)

2014.05.16 10:13

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