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2014. . 19

4月5日(木) 旅立つ父。

5月19日(月)

母や兄、Kちゃんや I ちゃんが来るのを今か今かと待ち侘びながら・・・・・
父の手を握り、声をかけ続けていた姉と私。
近くにはずっと I 崎さんが一緒に居てくれて、父の様子を看ていてくれた。

姉がふと
「ちょっと(簡易)ベットを片付けちゃおうか!」
そう言いながら、先ほどまで私が仮眠をとっていたベットを折り畳み、部屋の隅に片付けていた。
そんな姉を横目に見つつ、消音にしたままのテレビをふと見ると、時間は4時30分を過ぎていた。
父の呼吸はどんどんと弱り、今にでも止まってしまうのではないかと不安であった。

「みんな、何をやってるのよ!早く来てよ!」
心の中で叫び続けていた時、ホスピス病棟の入り口にあるシャッターを開ける音が聞こえた。
そしてすぐさま廊下を走る音が聞こえてきたのを確認し
「父ちゃん!母ちゃんと兄ちゃんが来たよ!」
そう声をかけるや否や、病室のドアが開き
「お義父さん!」
と言いながら駆け込んできたのは、Kちゃんと I ちゃんであった。

2人が声をかけた事で、父は呼吸を少し取り戻しつつあるように感じた。
「父ちゃんごめん、母ちゃんと兄ちゃんじゃなかったよ・・・・・
でも、Kちゃんと I ちゃんが来てくれたよ!
母ちゃんも兄ちゃんも、もう直ぐ来るからね!待っててね!」
4人で父の手を握り、各々に声をかけ続けている時、I 崎さんが病室を出ていった。

その後直ぐ、微かにあった父の呼吸が止まったような気がした。
テレビの時間は4時47分を示していたが、母と兄はまだ来ない。
その時廊下の方から I 崎さんの声が聞こえてきた。
「お母様、早く!歩いてないで急いで!」
その声と共に、母と兄、I 崎さんと当直(?)の医師が病室に入ってきた。

「父ちゃんっ!父ちゃん聴こえる?・・・・・母ちゃんと兄ちゃんが来たよ!」
父の耳元で肩を揺すりながら声をかけた。
母と兄は、父の手を握りながら何度も何度も声をかける。
「お父ちゃん!お父ちゃん!」
「お父さん、来たよ!お父さん、聞こえる?お父さん!」

そのまま暫く皆で声をかけ続けた。
私も今まで言えなかった事、言ってしまったら泣いてしまいそうで言えなかった沢山の事。
泣きじゃくりながらも、それら全てを言葉にして伝え続けた。

そして
気が付くと I 崎さんと一緒に居た初見の医師が告げた。
「午前5時55分・・・・・ご臨終を確認致しました。」と。


こうして
(一昨年の)4月5日(木)、午前5時55分。
膵臓癌を告知されてから3年間の闘病を経て、家族が見守る中、父は安らかに旅立っていきました。


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