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2014. . 06

手紙

6月6日(金)

父の納骨も終わって暫く経ち、日常も徐々に落ち着き始めた頃。
お世話になったホスピスから私の自宅へ手紙が届いた。
「そう言えば秋口に ”偲ぶ会” があるって言ってたから、それの案内状か^^?」
そう思い、封筒を開けてみる。
しかし、その中身は、案内状とはとても思えぬピンク色の便箋が2枚入っていた。

考えてみれば・・・・・案内状であれば病院名(病棟名)や宛先などは印刷されてくるのだろう。と思う。
だが、差出人は 「H病院 ホスピス病棟 看護師一同 (代表でホタルちゃんの名前)」 となってはいるが、誰かの直筆、手書きのものである事は直ぐに分かった。
「はて?案内状じゃなかったら、一体・・・^^?」
そんな思いで、便箋に丁寧に書かれた文字を読み進めて行った私。


せっかく人様から頂いた手紙の内容をブログに晒すのは如何なものか?
と思うので、ざっと内容だけを箇条書きにして書いてみる^^;

〇 長年、ホスピス病棟で看護師として働いているが、私たちのような家族とは初めて出会った。
〇 患者と、その家族のあり方を良い意味で再認識出来た。
〇 看護師として、私たち家族と携われた事を感謝している。
〇 虚無感に苛まれる事の多いホスピス病棟の看護師。だが、私たち家族との関係では其れに苛まれる事はなかった。
〇 人と人、家族の絆を教えて貰った。

などなど・・・・・
箇条書きにしてみると、どの面下げて、よく恥ずかしげもなく書けるよな
と、我ながら思うのだが、上記のような内容が言葉を変え、表現を変えて繰り返し書かれてあった。
だが、そんなにお褒めの言葉を並べられても、素直に受け取る事が出来ない捻くれた私。
「またまたぁ~~~もう!社交辞令が上手いんだからぁ~!
看護師さんも大変だよなぁ~~~・・・・・遺族の為のアフターフォローも、こうやって全てのご遺族にされてるんだもん。
仕事だけでも大変で忙しいだろうに、こうやって個々に手書きの手紙まで出さなきゃいけないなんて、本当、頭が下がる。
こんな手紙を貰ったら、どのご遺族だって ”自分たちの最期のあり方” を、後悔しなくて済むだろうな!」

このように、遺族を労う言葉を敢て書いて送ってくれる事は、ホスピス病棟で働く看護師さんの 「仕事の一環」 なのだと勘ぐりつつ・・・・・
それでもその、温かいお心遣いを下さる事には感謝の念でいっぱいになる。
「どんなに今、出来うるすべての事をやったとしても、少なからずの後悔は残るだろう。
でも、後悔は少なくあるように、精一杯の事を今はやろう!」
そう思いながら、父との闘病生活をおくってきたつもりの自分だった。
そんな懸念がありつつも、父亡き後は不思議なほど後悔する事がなかった私。
でも、後悔ではないのだが、少なからず 「あの時もっと、どうにか出来なかったのか?」 と、自問自答する事はある。
そんな思いを抱えていても、このような優しい言葉の数々を頂くと、そんな思いさえ薄れていく。

例え 「仕事の一環」 や 「社交辞令的なもの」 であったとしても、胸に抱える痛みや思いも、それらの言葉が拭い去ってくれる気がした。
最初は サラッ と読み流すように読んだ言葉の数々。
だが、その後、何回も立て続けに、繰り返し繰り返し・・・一文字一文字を噛み締めるように何度も読み返した私。
そして、何度も何度も泣いた。

その後は頂いた手紙を実家に持って行き、母や兄にも見せた。
勿論、姉の家族にも読んで貰った。(私の元・旦那にも)
皆、その手紙を読んでの開口一番は
「看護師さんて本当に大変だね!こんな手紙も書かなきゃいけないんだ!」
と、私と同じで捻くれた発言をしてはいたが、何度となく読み返し、やはり皆、目に涙を浮かべていた。

これは姉と私の勝手な憶測ではあるが、この手紙を書いてくれたのは I 崎さんだと思った。
父の担当だったから。との理由ではなく、差出人さえ
H病院 ホスピス病棟 看護師一同 (代表でホタルちゃんの名前)
とはなっているが、この手紙は I 崎さんが仕事の一環としてではなく、あくまで ”個人的に” 私たち家族に宛てて書いてくれたのではないだろうか?
何度となく読み返した、とても温かな言葉の数々に、優しさの詰まった文章。
読めば読むほど
「きっと手紙の主は I 崎さんでは?」
の疑問も
「この手紙をくれたのは、絶対に I 崎さんだ!」
との確証にかわった。

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comment

seabreeze
ステキな看護師さんたちですね~
そしてそんな気持ちにさせたのはみぃーさん達、家族なんですね。

人間って命に限りはあるものです。
自分もそして自分にとって大事な大事な人達も・・・・
人生の終わりに愛ある人に囲まれて旅立ちたいものです。
もちろん自分も生きていたいですし、愛する人達もずっと元気でいて欲しい・・・けれどね。
今回、みぃーさんご家族のお父様への気持ち、読んでいて何度涙したことでしょう。
やり遂げた事に対する満足感が悲しみを少しでも和らげてくれるのではないかしら。
残されたご家族の幸せをお父様もきっと望んでくれていますね。
良く、頑張りました~
2014.06.06 20:48
seabreezeさま
お早うございます^^

事前にホスピスの見学は2箇所行っておりましたが、結果、此方のホスピスでお世話になった事、大正解だったと思っております^^
当たり前ですが、看護師さんも色々な方がいらっしゃって、中には・・・・・?と思うような方もおりました。
ですが、お陰様で父の担当を主にしてくれた看護師さんたちは、全て良い方たちで本当に感謝しております^^

seabreezeさまは
「そしてそんな気持ちにさせたのはみぃーさん達、家族なんですね。」
などと良い言い方をして下さいますが、決してそんな事はございませんです^^;
やはり看護師さんたちが素敵な方e-267だったのだと思います。
でも、そんな風に仰って下さって有難うございます!

そして・・・・・
ブログを読んで下さるだけでも有難い事ですのに、涙してくださったなんてe-259
その上、いつも温かなお心遣いを下さり、お優しい言葉を下さるseabreezeさま。
本当にいつも有難うございます!
心より、感謝・感謝でございますe-267

仰って下さる
「残されたご家族の幸せをお父様もきっと望んでくれていますね。」
そう信じ、頂いたこのお言葉を私の宝物にさせて頂きますe-267
重ねてお礼申し上げます!seabreezeさま、有難う~~~!です^^
2014.06.07 09:07

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